オーバーウォッチにはいろいろな用語が当たり前のように使われていますが、実際あまり解説がなくて意味がわからないこと多いですよね。
特にはじめたての入門者や初心者にはホントわからん。
今回はオーバーウォッチ用語として浸透してるくせにあまり解説がないミラーピック・ミラー編成とはなにかを解説します。
ミラーピック・ミラー編成とは
ミラーピック・ミラー編成とは、敵と同じキャラをピックすることを指します。
相手に対して鏡のようにキャラをまねしていく。まんまですねハイ。
DSPのピックをかぶせたらDSPミラー、タンクのピックを被せたらタンクミラーなどといいます。単体で被せたらハルトミラーとかバスティオンミラーとかですね。
ヒーラーをミラーするメリットはないのであまり聞きません。
(ちなみにDSPはダメージ与える担当のことで、ピックとはキャラを取ること。キャラピック=そのキャラを取る=選ぶって意味です)
基本的にはアンチピックの方がいいけれど
基本的にはミラーピック・ミラー編成よりも、敵のキャラピックを見て相性のいいアンチピック・アンチ編成にした方が有利に闘いを進められます。
敵にゴリラがいたらリーパーを出す、ジャンクラットやザリア相手にはファラを出すなど。
が、実際にはラインハルトがリーパーを取るわけにはいかないなどロールの問題だったり、アンチキャラは使ったことがないためピックしても仕事できる自信がないこともあるでしょう。
また、相手の全体チーム編成によっては明確なアンチキャラが見いだせないこともあるかもしれません。ゲンジがウザいからウィンストンを出したいが、敵にはバスティオンもいるなど。
そうしたアンチピックを取れないとき、相手と同じピックにして有利でもないが不利でもない状況に持ち込めるのがミラーピックのメリット。
攻撃側がペイロードにバスティオンを載せてオリーサがバリア護衛し戦車化しているなら、こちらもオリーサバリア&バスティオンで待ち構える。
こうしてチーム単位でミラーピックをしていくとミラー編成になるわけです。
ミラーピック・ミラー編成は本当に有効?
ミラーピック・ミラー編成に懐疑的な声も聞かれますが、敵に圧倒されている状況ではピックを変えること自体が非常に有効です。
マッチングが優秀なオーバーウォッチにおいては極端な実力差は出にくいので、あまりに押されている場合は大抵ピックの相性が問題。反対に言えば、ピックを変えることで状況を盛り返すのはそう難しいことはありません。
オーバーウォッチ自体、基本的には「 敵をキルすること 」ではなく「 敵を追い払う or 防衛 」することが目的のゲームです。(一部ルールは除き)
ミラー編成で少なくとも敵と同等に立ち振る舞えてマイナスな状況を±0までもっていけるなら万々歳。
特に防衛は時間が稼げればオッケーなので、ミラー編成によって「 やれずともやられない 」状況になれば十分有効といえるでしょう。
先述の通りアンチピックの方が理想的ではありますが、状況や熟練度の問題で出せない場合はミラーピックでもいいのでかぶせピックに切り替えてみましょう。
ただ、当然ながらミラーしたキャラ同士でかちあう場合は相手よりもうまく立ち回るか、勝てないにしても負けない程度には活躍をする必要があります。
同キャラ同士でのタイマンでは周囲の状況とアビリティをどう使うかが非常に重要。タイマンでも立ち回りでも相手に対して常に有利な状況を作ることを意識しましょう。
2、3度連続でかぶせた相手をキルし、「 コイツには敵わない 」と心に刻み付けてやれればベスト。そこまでいければもはやミラーピックではなくアンチといえます。
まとめ:ミラーピック・ミラー編成とは?
- ミラーピック・ミラー編成とは、相手チームと同じキャラピック・チーム編成にしていくことを指す。
- ピック相性的に不利だが、ロールが変更できない or アンチキャラを使えない場合にせめてもの対策としてミラーピックをする。
- 当然だが、キャラ性能、相性が同等になると本人の実力やチーム全体の立ち回りと連携が超大事に。
- 特に時間を稼げばオッケーな防衛側は状況をマイナスから±0に持っていけるだけでもいいので、ミラーピック・ミラー編成も有効。