トリッキーな立ち回りが求められるシンメトラは、使い方次第で強さの振り幅が大きいピーキーなヒーロー。
状況を活かせばどんな相手でもあっさり勝ててしまうので相性問題が露見しにくいところもありますが、やはり楽に勝てる相手も存在しています。
特にピーキーな分、相性のいい相手を選んで戦うとあっさり勝てたりしますし、アンチを出されると相当しんどいのがシンメトラ。
シンメトラと敵との相性のよしあしは要チェックです。
シンメトラが刺さる、相性のいい敵ヒーロー
- ラインハルト
- オリーサ
- ダイブタンク(D.Va / ウィンストン / レッキングボール)
- フランカー勢(トレーサー / ゲンジ / ソンブラなど)
- ブリギッテ
- ルシオ
どんな敵が相手でも型にハメれば簡単に焼き殺せるシンメトラが、特にアンチを名乗れるほど相性のいい相手がラインハルト、オリーサ、ダイブタンクらタンク勢です。
ラインハルトとオリーサに関していえばいてくれることでシンメトラのメイン射撃のビームを強化しやすく、ダイブタンク勢はセントリータレットで得意な立ち回りを封じることができます。
以下、個別に詳しく解説します。
ただし、シンメトラは交戦距離が短くヘルス値が低いため、ここで挙げた相手でもタイマン戦闘に持ち込まれるとダメージレースに勝てないこともあります。
いかに相手を自分の得意な方にハメられるか・敵の得意な立ち回りを封じ込められるかどうかにかかっています。
調子に乗って真正面から戦いを挑まないように注意。
ラインハルト
メイン射撃が当て続けると威力が上がる + 敵のバリアを撃つと装弾数が増える仕様のシンメトラにとって、盾を構えてくれるラインハルトはかなり相性のいいカモ。
あとはビームが十分に太くなったらラインハルトの盾を割る or 盾を下げさせてラインハルトに襲いかかるもよし、放置してほかの連中を溶かすもよし。
敵に塩を送るとはまさにこのこと。敵側のラインハルトを大戦犯に仕立て上げることができます。
ラインハルトを取り囲むようにハンマー届かない距離でセントリーバラまいてダメージを与えつつ動きを遅くするとなおよし。
セントリータレットを一個投げるくらいの間であればメイン射撃が途切れてもビームの太さは変わらないので、早めにサッと投げておきましょう。
ただし、ラインハルトとのタイマンでなにも考えず突っ込むとたたき潰されます。
相性がいいとはいえタイマンはリスクもあるので、ファイヤーストライクやチャージをよけられる自信がなければ集団での乱戦に持ち込んで味方タンクを囮にする立ち回りが無難。
どうしてもタイマンをはるときは、距離を保ってハンマーの射程外からビームを当てて一方的で削るイメージで。
チャージはモーション見てよけるか、高い火力を活かして当たる前にキル。事故で当たったらドンマイ。
オリーサ
ラインハルトと同じく、設置型のバリアを持つオリーサはシンメトラにとっちゃ非常に相性のいい相手。
ラインハルト以上に戦犯なのが、オリーサは一度出したバリアを引っ込ませられない点。
さすがに馬鹿正直に正面から挑むとオリーサのメイン射撃でハチの巣にされるので、障害物や脇道をうまく利用して接近し、死角からバリアを撃って威力をMAXまで上げてから突撃すると吉。
しかし火力があがった状態でも、オリーサとタイマンで撃ち合ってヘッドショットを連発されると危険です。可能な限り気づかれていない状況で本体への攻撃を開始し、密着して周りをぐるぐる回って射撃を避けましょう。
セントリータレットも設置して挟み撃ちにするのもお忘れなく。敵オリーサがセントリータレットを放置されればそれもよし、壊すなら壊すでその時間分シンメトラ本体が自由になります。
一個しかけるぐらいの時間であればメイン射撃のビームの太さもリセットされないので、一個ずつしかければオッケー。
ダイブタンク勢(D.Va / ウィンストン / レッキングボール)
前線を無視して飛び込んでくるダイブタンク勢もシンメトラのセントリータレットで対策可能です。具体的にはウィンストン、レッキングボール、かわいいD.Va。
しかしさすがにヘルスが多いタンクをセントリータレットだけで追い払うのは難しいところ。
セントリータレットは火力補助&タンク勢の動きを鈍らせるものと考え、シンメトラ自身もメイン射撃でキルしにかかりましょう。焼きゴリラ作ろ♪
相手はヘルスも多いし身体はデカいしで、ビームはぐんぐん太くなってあっという間に撃退。
キルされずに帰りたいタンクにとってヘルス=敵陣にいられる時間=攻撃できるチャンス。
壊そうにも時間を費やすことになり、明確を攻撃チャンスを削れるセントリータレットはあるだけでかなりのプレッシャーになります。
ダイブタンクにはそれぞれ飛び込んでくる際のアビリティに攻撃判定があり、せっかくしかけたセントリータレットをいきなり壊されるリスクがあります。
レッキングボールのパイルバンカー、ウィンストンのロケットジャンプの着地、D.Vaブーストの体当たり。
相手にダイブタンクがいる場合は飛び込みで壊されないよう、セントリータレットは地面ではなく天井や壁の高い位置など高所に置くと吉。
攻撃範囲は多少狭まりますが、範囲外に出られたら追加で置けばいいだけのこと。どちみちセントリータレットはあくまでも補助ですし。
また、シンメトラ自身のヘルスが少ないため、ダイブタンクとタイマンになった場合はダメージレースで負けるリスクもあります。
向こうから飛びこんでくるので基本的にはこちらの陣地内で戦うことになりヒーラーなどの支援を得られるはずですが、シンメトラ自身が孤立した場所にいた場合はタイマンで辛い戦いになることも。
シンメトラに限ったことではありませんが、得意でもない一人歩きをしていると危険なので、味方から離れすぎないよう注意。
フランカー勢
ダイブタンクと同じ理由でシンメトラのセントリータレットがトレーサー、ゲンジらフランカー対策として有効。
特にフランカー勢はヘルスが低いことを速さでカバーすること多いため、セントリータレットのダメージと移動速度低下効果を無視できません。さすがにキルまで追い込めずとも撃退は楽勝にできるはず。
ちなみに、敵フランカー勢のちょっかいがウザい場合はあえてセントリータレットを地面に設置するのもあり。セントリータレットの攻撃範囲が広くなり、敵フランカーの接近をより早い段階で知ることができます。
2個は通常のセオリー通り壁や天井などにしかけて不意打ち用に使い、1個は地面に設置して広い範囲をカバーする使い方がオススメ。
ただ、シンメトラ本体は射程が短いためフランカーとのタイマンではあまり相性がよくない面も。
トレーサー、ゲンジ、ソンブラらに直接粘着されるとしんどいです。アンチというより対策として役立つ程度のことなので、調子にのって追い回さないよう注意。
基本的にはフランカー勢が自陣に入れないようセントリータレットでプレッシャーをかけつつ、味方やセントリータレットとともに本体が挟み撃ちものと考えましょう。
それができない場合は撃退できればよしとして、深追いしない方が無難。
ブリギッテ
退避アビリティがないくせに射程も短く、バリア持ちのブリギッテはシンメトラのカモです。
ブリギッテは攻撃範囲が広いため低い場所に設置したセントリータレットを壊されやすい難点はあるものの、そもそもタイマンでシンメトラが超絶有利。
バリアを構えるならバリアを焼いて火力アップ、構えないなら普通に焼けばよし。ブリギッテの背後や天井などにセントリータレットをまくこともお忘れなく。
対ブリギッテで気をつけるとすれば、シールドバッシュによってスタンさせられると危険な点と、フレイルの攻撃を受けるとブリギッテの回復アビリティ インスパイアが発動し、徐々に自己回復する点。
シールドバッシュは無駄に接近しなければ大丈夫。インスパイアはウィップショットでも発動するため止めるのは難しいですが、回復速度は速くないので一気にキルすれば問題無し。
ルシオ
通常の立ち回り時はそこまで相性がいいわけではありませんが、ぴょんルシに限っていえばシンメトラが対策キャラとして刺さります。
ぴょんルシとはがぴょんぴょんジャンプしたり壁走りしながら動き回るルシオのムーブ。
ルシオは壁ジャンプなど動きがトリッキーでエイムしにくいうえ、スピードブーストで速くなったりヒールブーストで自己回復もしてくるためなかなかキルするのが大変です。
しかし範囲内の敵を自動攻撃してくれるセントリータレットがあればぴょんルシも問題なし。セントリータレットには移動速度を遅くする効果もあるので、相手がルシオでもかなりキルしやすい部類です。
範囲外に逃げられると射程範囲の短いシンメトラで追うのは難しいですが、追い出す目的は達成しているのでOK。
粘られると鬱陶しいのはぴょんルシだけではありません。
特によくあるのがオーバータイムでぴょんルシが登場したりレッキングボールが拠点内やペイロードの周りをぐるぐる回ったり。
そうなった場合、シンメトラのセントリータレットと当て続けると火力の上がるメイン射撃はかなり有用です。また、シンメトラ自身もチームメイトもデスされたあとリスポンしたとき、テレポーターがおいてあると戦線復帰までの時間を大幅に短縮することができます。
オーバーウォッチでは勝利条件・敗北条件に時間が密接にかかわっているので、時間稼ぎをされると精神的に苦痛なだけでなく、実際かなり脅威です。勝てそうな試合だったのにその粘りとウルトで一発逆転されるのもよくあること。
オーバータイムで敵の粘りが予想される場合、さきにシンメトラを出しておくのもありかも。