ザリアの使い方と立ち回り【イメージして、ぶっ潰す!】

ザリアの使い方と立ち回り【イメージして、ぶっ潰す!】

ザリアの使い方

訓練を思い出せ。

イメージして、ぶっ潰す!

いや、マジな話、ザリアは立ち位置と立ち回りがかなりシビアなヒーローなので、基本をちゃんと押さえておきましょう。

ザリアの使い方と立ち回りのポイント

ザリアイラスト

私こそが筋肉だ!

ザリアの使い方、立ち回りで大事なのは三点だけ。

本人は「 一に筋トレ、二に筋トレ、三に筋トレだ! 」なんて言ってますけど、実際には下記三点を活かすためにどう立ち回るかが大事。

  • バリアで自分と味方を確実に守る。
  • バリアでエネルギーをためてメイン射撃の火力を出す。
  • ウルト グラビトンサージは味方との協力前提で。

まず具体的な立ち回り方とバリアの使い方を先に解説します。

メイン射撃とサブ射撃

ザリアのメイン武器パーティクル・キャノンビーム

ザリアのメイン武器パーティクル・キャノン。

メイン射撃は太めの柱を振り回すイメージの短めのビーム。交戦距離が15メートル程度と短いので敵との距離を詰めて戦う必要があります。ただ、オーバーウォッチのヒーローに多いショットガンよりはリーチ長めなので、敵に合わせて相手が苦手な距離に調整しましょう。

サブ射撃はグレネードランチャー。直撃だけでなく爆風ダメージ&小さいノックバック効果もありますが、どちらにしても威力はかなり低め。しかも爆風はザリア自身にもあたる。

サブ射撃は大した威力もないのに装弾100中25も使うし、基本は前進してメイン射撃を当てに行く立ち回りをしましょう。サブ射撃を使うのは届かない距離でだけ。敵に接近するまでと、逃げる敵に追い打ち or ザリア自身が戦線から離脱するときの最後っ屁に使います。

もしメイン射撃を使える間合いに入れずサブ射撃しか使わない状況が続くようなら、敵との相性が悪いか味方が優秀すぎてやることがないかのどちらか。

前者でバリアも役に立ててない状況なら、ザリアをやめてほかのタンクにピックしなおした方がいいかも。後者なら全力で勝ち馬に乗っかろう。

サブ射撃の活用ポイント

威力は低いし燃費は悪いしで産廃気味なザリアのサブ射撃ですが、メイン射撃が届かない遠距離ではどんどん撃つべきです。

サブ射撃のダメージは微々たるものでも当てていれば多少なりともウルトゲージが溜まるので。

敵がザリアのメイン射撃射程から逃げるケツにもお見舞いしてやりましょう。練習と慣れが必要ですが、山なり軌道なのでうまくやれば障害物越しでも当てられたりします。

また、本来サブ射撃の弾消費は本来25ですが、残弾数が1でも残っていれば普通に撃てます。ある意味お得なのであえて1残してリロード前に撃つのはあり。

バリアで火力アップすべし

バリアのザリア、ザリアのバリア

撃ってこい!

ザリアにとって最も重要なのが自身を守るパーティクルバリア味方をバリアで守るバリアショット

発動から2秒経つか200以上のダメージを受けると消えるもので、ラインハルトの盾に比べると一瞬すぎてバリアとしてちょっと頼りない。

しかし、ザリアにとってバリアはただダメージを防ぐだけのものではありません。

バリアで攻撃を受けれるほどにエネルギーが溜まりザリア自身の火力が上がる性質があるのです。

エネルギーが最大の100まで溜まったときの火力は凄まじく、メイン射撃で1秒間に190ものダメージを与えることができます。

一つのバリアで最大ダメージを受ければエネルギーは40たまります。自分と味方に一回つける1サイクルで80まで貯めることが可能。最速で3個目のバリアで100に到達可能です。

なにも考えずにぽんぽん撃ってくるジャンクラットのグレネードやファラのロケット弾などは一発の威力が高いうえに当たりにいきやすく、ザリアにとってはかなり美味しいエサです。

ラインハルトのファイアストライクも弾速が遅くわざとあたりに行くには便利。こうしてザリアがわざとバリアで当たってエネルギーを溜めているところを見せつけることで、敵が攻撃することを躊躇するようプレッシャーを与えることもできます。

特に開幕時、敵の牽制射撃をうまく拾う

バリアのエネルギーを溜めるための具体的な立ち回りとしてまず挙げられるのが、開幕時にばら撒かられる敵の牽制射撃をバリアで拾うこと。

マッチがはじまったばかりにはこちらにザリアがいることを知らず、ぽんぽんと遠距離から牽制射撃を撃ってくれます。これをザリア自身と味方とでうまく拾ってエネルギーを溜めましょう。

このとき、まずザリア自身が前に出て威力の高い攻撃や相手に突っ込んでエネルギーを溜めます。続いて、ザリアは一旦下がり前に出ている味方にバリアをつけて敵の攻撃を受けてもらいます。

味方が前に出ており敵の攻撃に当たりそうな場合は順番を逆にして味方に先にバリアをつけても構いません。

が、味方の行動はコントロールできないので、敵の痛そうな攻撃が当たりそうな瞬間をじっくり狙うと時間がかかってしまいます。ザリア自身のバリアの方がCTが長いので、味方が敵の攻撃に当たってくれるかどうか微妙なときはザリアから先に使っておきたいところ。

なお、戦端を開いたばかりでは敵との距離がありザリアのメイン射撃は届かないことがほとんど。サブ射撃のランチャーは威力が控えめで大したダメージにはなりませんが、ザリア自身のウルトゲージを溜めるためにも積極的に撃っておきましょう。

たまに前に出て攻撃、下がりながらバリアでエネルギーをためる

もうひとつエネルギーをためるための立ち回りが、ザリア自身が前に出て戦って下がるときにバリアを張ることです。

前にでれば当然ダメージを受けるので、キルされない程度に戦ったらバリアを張りながら自陣へ下がる

特にラインハルトがいると安全圏である盾の後ろまで下がればいいので、特にやりやすい立ち回り。具体的には、まず味方のラインハルトが張った盾をよりも前に出ながらメイン射撃(届かなければサブ射撃)で敵を攻撃。

敵の攻撃をある程度引き付けたら、自身にバリアを張ってラインハルトの盾後ろまで戻ります。敵があまり撃ってこないならそのまま一方的に撃ち続ければよし。

敵がついてくるようならそのまま焼きながら下がり、味方とともに袋叩きにします。相手としてはザリアをキルしたかったのがバリアに阻まれ、深追いのため逆にピンチ、ってわけです。

このとき、前に出る距離は盾から2秒の距離をひとつの目安に。バリアが割られない限り安全に戻れる距離です。

敵の火力が高く一瞬でバリアが割られるような状況であればあまり前に出ず、ラインハルトの盾から一歩だけ前に出てバリアを張るだけでオッケー。これでエネルギーはたまるので、あとはバリアの後ろからビームを撃てばよし。

バリアショットで味方を守る

  • ダメージの大きい危険な攻撃から味方を守る。
  • フランカー、ダイブタンク、チャージハルトらの突撃を援護。
  • ウルト中の味方を保護し、敵による妨害を阻止。

バリアショットはなにも考えず適当に使うのではなく、危険な攻撃から味方を守ったり敵陣へ切り込む味方の援護に使うのがベスト。

さきに述べた通り、開幕後すぐなど敵と距離があったり戦いが緩慢なときはCTが明け次第味方につけてエネルギーを溜めるために使って構いません。

ですが、敵との距離が詰まって戦いが激化してきたらバリアショットは敵の攻撃から味方を守るために使うものと考えてください。

ザリア自身でも溜められるエネルギーよりも、味方のデスを防ぐ方が優先順位が高いです。ついでにエネルギーも溜まってハッピー。一石二鳥です。

ダメージの大きい危険な攻撃から味方を守る

具体的には下記がやばい攻撃。これらは確実に防げるようスタンバっておきたいところ。

  • ラインハルト:チャージ、ファイアストライク
  • ロードホッグ:フック → 接射格闘コンボ
  • マクリー:フラバン → ファニングコンボ
  • ドゥームフィスト:ロケットパンチ
  • メイ:冷凍スプレー → つららヘッドショット

ラインハルトのチャージ、ロードホッグのフック、マクリーのフラバンは味方が当たったのを見てからでもバリア付与が間に合います。比較的簡単な部類なので確実に守ってあげましょう。

ドゥームフィストのロケットパンチは不意打ちがほとんどで確実に守るのは少し難しいですが、実際にはパンチ → 壁にたたきつけられるの二段階でダメージがあり、壁にたたきつけられるまえにバリアが張れればかなりのダメージを軽減できる、というか即死しないためリカバリーの余地ができます。

ロケットパンチを溜める音が聞こえたらすぐに周りを見て、狙われている味方にバリアを付与しましょう。瞬間的に反応が難しい場合は、とりあえず誰でもいいからつけてあげればよし。特に後衛のヒーラーが狙われやすいので、後ろを振り向いて勘でつければワンチャンあります。

冷凍スプレーも凍ってしまえば確殺になるヒーローが多いので、メイにも注意したいところ。味方凍らされそうなときはあえて放置し、凍ってからバリアをつけてつららを防ぐのもあり。バリアも冷凍もとけた味方が退くころにはメイも弾切れを起こし、追撃されにくくなります。

ほかにも少しでもデスの危険があると感じるような状況を見かけたら、すぐバリアを付与してあげましょう。

敵ウルトから守るのはちょっと困難

せっかくのバリアなので敵ウルトから自分自身や味方を守るためにも活かしたいところではあります。

が、実戦でザリアのバリアでは敵ウルトを無効化するのはちょっと無理。ゲンジ / ファラ / リーパーなど攻撃ウルトは効果が2秒以上続くものが確実かつ安定して味方を守るのは無理。そもそもザリアを含めても2人しか守れませんし。

なので、D.Vaの自爆やドゥームフィストのメテオ・ストライクのようにタイミングがわかりやすいウルトはともかく、いつ来るかわからないウルトに備えてバリアを温存する必要はありません。

バリアは補助的なモノと考えて敵ウルトのカウンターは味方にお任せした方が無難です。

明らかに敵ウルトが来そうなことがわかっているときは合わせて使ってもいいですが、それでもバリアは一瞬もちこたえるのが精いっぱい。その一瞬を活かしてキルを狙うくらいでしょうか。大抵火力負けして難しいけど、味方とタコ殴りにすればワンチャンあるかも。

フランカー・ダイブタンクら味方の突撃を援護

ザリアのバリア付与は特に前線を無視して敵陣に切り込む味方と相性抜群。積極的につけてあげましょう。

特にトレーサー、ゲンジ、リーパーらフランカー&裏取り勢 / ウィンストン、レッキングボールらダイブタンクらが味方にいる場合は飛び込みや帰還に合わせてバリアをつけてあげましょう。各段に仕事をしてくだます。

フランカー・ダイブタンクは敵陣裏側に切り込んで敵ヒーラーなど後衛やタンクの背後を狙い、対応されて自分の体力が減ると退散するのがセオリー。

ザリアがバリアをつけてあげれば被ダメージが減り、それだけ敵陣のなかに長くとどまって敵に攻撃をしかけることができます。ちゃんとフランカー・ダイブの対応ができる相手なら帰還するまでキルをとるのは難しいもの。

ですが、ザリアのバリアがあればもう一押しできてキルできる確率も高くなりますし、帰還できずキルされるリスクも減らすことができます。

ザリアよりも前にいてくれる分にはバリアをつけやすいので、

ウルト中の味方をバリアで守る

バリア付与にはもう一つ、ウルトを発動した味方への援護としての使い方があります。

ウルトは強力な攻撃手段ですが、ヒーローにもよっては発動中がかなり無防備でキルチャンスだったりします。バスティオンとロードホッグなんか「 ウルト中がキルチャンス 」なんて言われるほど。

特にファラやゲンジのように、ウルトの火力を出すために敵にある程度近づく必要があるヒーローらは逆に自分がキルされるリスクがかなり高め。ヘルスも低いのであっという間にやられます。

キルされることはなくとも、マクリーのフラバンやロードホッグのフックなどによりウルト自体を止められてしまうことも。

そういった妨害から味方を守るためにバリアを付与してあげましょう。特に以下のヒーローらがウルトを妨害されやすいので、バリアで守ってあげたいところ。

  • ファラ
  • ゲンジ
  • リーパー
  • ロードホッグ

他にもソルジャー76やマクリーなどが敵に対して近距離でウルトを発動したときにはバリアを張ってあげた方がよし。

ウルトによってはザリアのウルト グラビトンサージを合わせてあげた方がいいこともあるけれど、それはまた違う話。

バリア付与の注意点

裏取りのために敵の後ろに回った味方や隠れてる味方にバリアをつけるのはNGです。

ザリアのバリアショットは付与時にエフェクトでどちらへ向かってつけたかが敵にも大体わかります。

まだ位置がバレていない味方の位置を敵に知らせることになるので気をつけましょう。そもそも敵にバレてないんだからバリアいらないし。

1デスの比重が最も重いタンク

女ゴリラことザリア

女ゴリラと言った奴はこうなる。

タンクロールのなかでも1デスの比重が最も重いのがザリアです。

ザリアはリスポンするとエネルギーもリセットされて0スタート。再度溜め直すハメになります。移動アビリティが一切なく足が遅いため戦線復帰に時間がかかる弱点も。

なのにザリアのヘルスはアーマー無しの400と全タンク中最低。お世辞にも打たれ強いとは言えません。女ゴリラなんて言われてるけど女の子だもん!

バリアも一時的なもの単独で身を守るには不十分。ザリアがメインタンクにはなれないゆえんです。

ほかのタンクとは違いヘルスにものを言わせたダメージレース勝ちは望めないので、高エネルギー状態での火力で敵のヘルスを削って追い払うしかありません。バリアをうまく使って高エネルギー状態を維持し、そもそもザリアに立ち合いたくないようプレッシャーをかけていきましょう。

立ち合ったら焼き殺せ。お前はよく訓練されたゴリラだ。お前ならやれるぞザリア。

幸い、ヘルスの半分に当たる200がしばらく攻撃を受けずにいれば自然回復する仕様のバリア(青ゲージ)。

味方ヒーラーに回復してもらえずとも、ラインハルトのバリアや障害物の陰などに避難することでヘルスを回復することができます。

ダメージを受けているのになかなか回復が回ってこないときは無理に前に出ず、自然回復を待って少しでも生存率を上げましょう。

1ミスの重さも半端じゃない

ザリアのバリアは一人に一瞬しかつけられないうえ、どちらもCTが長く連発できません。バリアをはるタイミング一つ、ターゲット一つ間違えるだけでザリア自身や味方がキルされてしまうことも。

味方ゲンジがザリアを信じてウルトを発動したのに、前に飛び出してきたロードホッグにバリアがついたら目も当てられません。

敵をバッタバッタ殺してくれるはずだった上忍が超ダサい龍神剣ウワァを披露することになります。事故といえば事故ですが、飛び出してきてもおかしくないロードホッグの位置をとらえきれなかったザリアのミスともいえます。

ほかにも大した攻撃でもないのにバリアを使ってしまったり、逆にはるべきタイミングで飛び出してきた別の味方に張ってしまったり……

多少の判断ミスや事故は仕方ないところではあります。しかし、可能な限りミスのないよう敵の編成とアビリティのCT具合、味方の位置は冷静に把握しておきたいところ。

ウルト:グラビトンサージの使い方

ザリアのウルト グラビトンサージは周囲の敵を超重力で一定時間まとめてくれる超重力のグレネードを撃ちだします。射撃感はサブ射撃のグレネードランチャーに近い感じ。

使う際の注意点・ポイントは下記。

[point

  • 敵を捕まえるだけなので火力が必要。味方がいない状況で使わないこと。
  • ハンゾーの龍撃波、ファラのバレッジなど味方のウルトと合わせると効果絶大。
  • キルが重要な状況では温存せずどんどん使う。確実に2キル取れるなら使ってOK。
  • D.Vaのディフェンスマトリックス、ゲンジの木の葉返しに注意。ザリア自身の足元に撃てば返されない。
  • ウルトを使った敵を閉じ込めて無効化するカウンターとしてもあり。

]

細かく解説するとバリアショットのCTくらい長くなるので省きますが、最低でも味方と一緒の状況で使うことと温存し過ぎないことだけは徹底しましょう。

まとめ:ザリアの使い方と立ち回り

  • バリアをうまく使ってエネルギーを溜め、高火力を維持すべし。
  • 敵と立ち合ってからは、バリア付与は味方を守るために使うべし。
  • ザリアは一度キルされると戦線復帰が遅く、エネルギーも0からスタートになる。デスしないよう気をつけよう。

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