隠れ巨乳隠れ強キャラとして名をはせるシンメトラ。
今回はセントリータレットに各種アビリティ・ウルトも含めシンメトラの対策・対処方法を解説します。
全然関係ないけどシンメトラとポケモンソード・シールドのルリナって似てるでごわす。
シンメトラとの戦いはスピード勝負
結論からいえば、いかに素早くセントリータレットを壊し本体をキルできるかがシンメトラ対策の最重要ポイントです。
セントリータレットを放置すればビームで焼かれて動きも遅くなりダメージレースで不利に。
シンメトラ本体も放置すればメイン射撃のごん太ビームでこちらを撫で斬りで瞬殺してきます。
反面、シンメトラは長期戦の方が強いけれど本人は打たれ弱い弱点があります。
自分がピンチのときに退避に使えるアビリティはないのに、ダメージロールなのでヒーラーの回復優先順位が低い。
そういう意味でも、シンメトラとの戦いは時間との戦い、スピード勝負です。
しかしそれはそもそもシンメトラに限らず全員に言えること。それだけではナンセンスなので、本記事ではこちらの編成に限らず、敵にシンメトラがいるときの対策方法を解説します。
シンメトラのアンチキャラや運用方法については下記リンクで別途紹介しておりますので、併せてどうぞ。
シンメトラの厄介な攻撃&アビリティ
シンメトラはセントリータレットばかりが目立ちがち。
ですが、実はメイン射撃もサブ射撃もアビリティもウルトもそのすべてが厄介です。
- セントリータレット:ダメージ&移動速度低下効果×3
- メイン射撃:撃ち続けてパワーアップする
- サブ射撃:威力が高い溜めショット
- ウルト:接近戦のたたみかけ
- テレポーター:ウルト転送からリスポン復帰高速化まで
敵を知れば百戦危うからず。ひとつずつ特徴と対策・対処方法を解説します。
セントリータレットの特徴と対策
セントリータレットの対策はとにかく壊しまくってストックも枯らすこと。置けなくなるほど壊せば勝ちです。
セントリータレットは同時に3個まで設置でき、シンメトラ本人が3個までストックしておける仕様。地面や壁はもちろん天井や電柱の頂点などあらゆる場所に設置可能です。
まず最初に設置されている3つを壊したあとはシンメトラをマークし、再設置したそばから壊して無効化しつつ本体のキルを目指しましょう。
タンクがビームを受ける → タンク自身 or 壊せる人がすぐ壊す流れがベター。
ヘルス数値の高いタンクが壊してまわるのが理想的ではありますが、実戦では不意打ちで対応が遅れたりシンメトラ本体に挟み撃ちにされたりとタンクだけでの対処ではしんどいです。
セントリータレットは範囲内に入れば必ず当たる点、ビームにあたっているあいだ移動速度が遅くなる特性が本当に厄介。
動きが遅くなったところをシンメトラ本体やほかの敵にも狙われ、逃げる間もなくキルされることも多々あります。
ちなみにセントリータレットを壊すのに適しているのはD.Va、ウィンストン、レッキングボールらダイブタンク勢。機動力と耐久性があるうえ、メイン射撃が連射でき弾数も多いので壊しやすいです。
ラインハルトやオリーサらのバリアでセントリータレットのビームやほか攻撃を受けつつ壊すのもありっちゃあり。バリアはメイのアイスウォールでも代用できます。
ただし、バリアやアイスウォールはシンメトラ本体のメイン射撃を超強化するのに利用されるためあまりオススメしません(シンメトラのメイン射撃についてはのちほど)。
ダメージロールやサポートロールも弾数が多く、連射がきく攻撃が使えるヒーローを選ぶとセントリータレットを壊しやすいです。
ただし、セントリータレット×3 + シンメトラ本体に撃たれてる状況ではヘルスの多いタンクでも数秒で溶けるし、ヘルス200族は1秒もちません。待ち伏せされた状況でシンメトラ本体をキルするのは無理があります。
シンメトラ本体を瞬殺できるほどの瞬間火力をもっているかセントリータレットの範囲外から本体を狙えるならともかく、セントリータレットの範囲内に入るしかない状況では先にセントリータレットを壊した方が無難です。
セントリータレットを先に破壊すれば相手の火力が減るため、ダメージレースのキツさも緩和されます。
たとえ先陣をきったヒーローがキルされても、セントリータレットを壊せていれば一時的にセントリータレットのない状況をつくれ、シンメトラが持つストックも減らせて後続の味方が戦いやすくなります。
超火力のメイン射撃
セントリータレットばかり意識しがちですが、シンメトラは本体も超強い強ヒーローです。アムロのνガンダムもフィンファンネルよりνガンダム本体の方が100倍は怖い。
シンメトラのメイン射撃はダメージを与え続けるとパワーアップし太くなる仕様で、最大火力は180dps(dps=秒間ダメージ)。
これはフルパワーザリアにもせまる火力で、オーバーウォッチ上最大ヘルス値600のロードホッグでも回復なしでは3秒ちょいで死にます。しかもこれにセントリータレットの攻撃も加わると考えると恐ろしさしかない。
メイン射撃の強化は最後にダメージを入れてから2秒経つとリセットされますが、セントリータレットを一個飛ばすぐらいなら途切れません。
特に敵味方入り乱れての乱戦時にシンメトラは危険。
シンメトラの存在を忘れるとタンクを延々と焼いてキル → 極太ビーム振り回してヘルスの少ないダメージ・サポートロールを瞬殺する流れができあがります。
セントリータレットも含めシンメトラを放置すると非常に危険なので、乱戦でもセントリータレットは放置せずすぐに壊し、シンメトラ本体を優先してキルしたいところ。
シンメトラはヘルスが200と少なく、敵ヒーラーにとっては回復する優先順位は低め(タンクやヒーラー同士の回復が優先なので)。
意外と打たれ弱いので、ビームが太くなって猛威をふるう前にさっさとキルしてしまいましょう。
しかもバリアに当てると装弾数が回復する仕様。なので、バリアが割れるまで撃ち続けられ、そのあとリロードも不要の理想的な状態でメイン射撃最大まで強化できます。
敵シンメトラのメイン射撃射程内でバリアを張ること自体が危険行為です。バリア自体を諦めるか、張るにしてもバリアが保っている間にシンメトラ本体をキルしないと危険。
オリーサやウィンストンなど、一度置いたら自分の意志では引っ込められないバリアは特に注意が必要です。
バリアのように装弾数が回復することはありませんが、メイのアイスウォールも同じくメイン射撃を太くする手段として利用されます。いらなくなったらすぐ壊すように。
意外と怖いシンメトラのサブ射撃
軽視されがちなシンメトラのサブ射撃も実は高威力で危険な攻撃手段。
弾速が遅いので見てよけることは可能ですが、当たり判定が大きく爆風ダメージもあるため、気づいてないだけで結構当たったり。
特に曲がり角での溜め待ちやセントリータレットで足が遅くなったところに飛んでくるとかなり脅威。
敵と近距離で見合っているとき、敵タンクに視界を遮られてわけもわからず大ダメージを受けることも。
シンメトラはメイン射撃が届く範囲に敵がいないとヒマなので、とにかくサブ射撃をバラまいてきます。
当たると一気にダメージレースで不利になり危険なので確実に避けること。
当たっても大して痛くないですが、細かいサブ射撃に混じってセントリータレットが飛んでくることがあります。
放置すると背後に設置され、後衛のヒーラーらが焼かれて危険。「 アクアリウムみたいでキレイ……! 」とか言ってる場合じゃない。
見逃さず飛んでる間に壊すのがベストです。恐ろしく早いセントリータレット、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
ウルトのフォトンバリアからは離れる!
シンメトラのフォトンバリアはマップの端から端までも届く超巨大なバリアを張るウルトです。
状況が切羽詰まっていなければ、フォトンバリアを張られたら一旦退いて消えるまで待つのが無難です。耐久値は4000と高いため割るのも非現実的。
こちらも攻撃するためあえて飛び込んでくぐりたくなりますが、相手が入れ替わりで反対側に逃げられるだけ。
結局至近距離で一方的に殴られ続ける戦いを強いられ超絶不利です。
特に敵とコチラの陣営を一直線に結ぶように設置され、バリアに沿って接近されると超危険。
バリア自体には攻撃性はありませんが、いうなれば敵全員が4000のバリアを持った状態での乱戦、勝ち目はありません。こちらのヒーラーによってはバリアを挟むと回復もできません(アナとか)。
状況が許すなら多少時間をロスしてでも消えるまで待つのが無難です。
トリッキーな戦術を可能とするテレポーター
シンメトラ自身を含めチーム全員を離れた場所へ移動させられるテレポーターもまたかなり厄介なアビリティです。
汎用性が高いためいろいろなことができますが、テレポーターを利用した代表的なテクニックが下記。
- 親方! テレポーターからRIPタイヤg
- あり得ない場所にトールビョーンのタレットやバスティオンがいる。
- ショートカットしてあり得ないルートから拠点に入ってくる。
- セントリータレット付きテレポーターを生成。
- シンメトラがフランカーみたいなことしてくる。
その点を利用し、特に使い道がない場合はリスポンポイント前において前線へのショートカットとして使うのがセオリー。
開幕時はもちろん、デスしてリスポンした後の戦線復帰を早めるのに有効です。
なので、相手にシンメトラがいて特にテレポーターを使っている形跡がない場合、敵側リスポンポイントの前に設置され敵全体のデス後の戦線復帰が早まっていると考えていいでしょう。
しかし敵側リスポンポイントまで壊しにいくのは時間もかかるし敵地だし、壊せたところでまたすぐ設置されるだけ。リスクとリターンが合わないのでわざわざ壊すのは微妙です。
あり得ない角度からのウルトや位置取りに注意
実はシンメトラのテレポーターはヒーローだけでなくオブジェクトの類も転送可能です。
テレポーターで飛ばすと有効なウルトの代表例がジャンクラットのウルト RIPタイヤ、D.Vaのウルト 自爆メック、アッシュのウルト ボブなど。
ボブはともかく、RIPタイヤと自爆メックは対応できなければ即死です。要警戒。
また、全キャラが空を飛べるキャラしかいけない場所にいけるようになる点も厄介。
通常ではあり得ない場所にトールビョーンのタレットが置いてあったり自力ではいけないはずの高台にタレット化したバスティオンが位置取りしていたり厄介です。
あまりにも汎用性が高くマップや状況によって全然変わるため、これといって具体的な対策方法をあげるのが難しいぐらい。
ですが、いずれにしても敵側にシンメトラがいる場合はテレポーターによってなんでもありと考え、通常より警戒しておく必要があります。
ショートカット&あり得ないルート取り
テレポーターがあればチームメイト全員で本来通れないルートを通ることが可能です。相手にシンメトラがいた場合、敵が通常とは違うルートから攻めてくることがあります。
たとえばヴォルスカヤ・インダストリーで攻撃側の拠点A攻めでは、リスポンポイントをでて左側の崖に沿っていくと飛んで向こうに渡れるができる裏ルートがあります。
本来普通のジャンプでは届かず、ファラ、D.Va、ウィンストン、トレーサーなど特定のヒーローしか渡ることができない裏ルートです。
しかしシンメトラがいればテレポーターを渡すことでチーム全員がこの裏ルートを通っていくことができるのです。ちなみにこのルートなら防衛側から見られることなく、チョークポイントを無視して拠点Aの裏側や側面の高台に出ることができます。
ほかにもハナムラA攻撃のチョークポイント左上の小窓から無理やり突入したり、ハナムラB攻撃で左側の谷間をショートカットするなど。
本来ありえない方面からいきなり敵がなだれ込んでくる危険性があるので、相手にシンメトラがいる場合は注意。開幕時には相手のチーム編成はわからないので気をつけようもないっちゃないですけれど。
放置できないセントリータレット付きテレポーター
突然味方集団の背後やど真ん中に敵シンメトラのテレポーターが出現したら注意。すぐに対応が必要です。
テレポーターの根元にセントリータレットを仕込む形で飛ばすことができるのです。怖いのはウルトだけではありません。
放置しておくと、テレポーターの根元からセントリータレット3つ分のビームが焼いてきます。至近距離で当たると足も遅くなるため、ヘルスの少ないヒーローだと逃げる間もなくキルされる危険な罠。
セントリータレットをテレポーターの門に向かって飛ばして通すと転送後も壁などにぶつかるまで飛んで行きますが、地面においたセントリータレットのうえにテレポーターを置いたり、テレポーターの根本に向かって飛ばすと転送先のテレポーター根元に設置されます。
壊せばいいっちゃいいのですが、テレポーターの本体に隠れてセントリータレットが見えず一瞬反応が遅れたり、攻撃がテレポーター本体に当たってセントリータレットが壊れなかったり。その一瞬の遅れでデスになることも。
突然こちらの陣地内にテレポーターが出現した場合はさっさと距離をとるのが無難。
テレポーターそのものを壊すのもありっちゃありですが、いずれにしても近づくとセントリータレットが焼いてきますし、ほかにも敵のウルトやラインハルトのチャージなど突然危険な攻撃が飛んでくる可能性もあるので注意。
シンメトラによるフランカー的な立ち回り
こちらの陣内や背後にテレポーターが出現した場合、セントリータレットだけではなくシンメトラ本体のテレポートにも注意したいところ。
退避アビリティのないシンメトラではありますが、テレポーターを利用することでフランカーに近い立ち回りも可能です。
テレポーターで背後から出現 → ひとしきり攻撃したあと、ヘルスが減ったらテレポーターで帰還。
トレーサーのリコール&ブリンクやゲンジの風斬りの代わりにテレポーターを利用する立ち回りです。
先に述べたセントリータレット付きテレポーターと併用されるとかなり厄介。逃げたくなるほどのダメージをシンメトラに与える間も無く、後衛のヒーラー&ダメージロールをごっそりキルされることも。
テレポーターはただの移動アビリティではなく、こうした奇襲攻撃にも使える危険なアビリティなのでこちらの背後や陣地ど真ん中に設置された場合は注意が必要です。
ちなみにこの立ち回り、やろうと思えばシンメトラ以外の誰でも可能。接近戦に強いラインハルトなんかにやられるとかなり厄介なので注意。
そういった警戒心を利用するフェイント、言うなれば見せテレポーターだった場合は壊すだけ無駄で、その間敵に向けるべき火力がもったいないともいえます。
ただ、だからといってノーマークだと敵が安全にセントリータレットやシンメトラ本体を送り込めるようになるだけ。最悪の場合、敵チーム全員がなだれ込んできてシンメトラが得意な大乱戦に持ち込まれる可能性も。
テレポーターを背後に設置された場合、最低でも一人はマークできるよう意識しておきたいところ。
まとめ:シンメトラ対策&対処方法
- 長期戦は危険、とにかく早くセントリータレットを壊し、本体をキルするのが一番の対策。
- セントリータレットだけでなく、当て続けると超火力を出すメイン射撃も危険。
- テレポーターを利用した各種不意打ちにも注意。
セントリータレットのおかげで防衛戦に強いかと思いきや攻撃側でも全然強いシンメトラ。これでもオーバーウォッチ発売当初はサポートロールだったんですけど……
シンメトラは放っておくほど危ないヤツに化けていくくせに、打たれ弱い弱点があります。とにかくシンメトラを徹底マークすればそこまで怖くありません。
あと、ルリナとシンメトラは別に似てなかったでごわす。