高い機動力でこちらを翻弄するサイボーグ忍者 ゲンジ。
ただウザいだけでなく、我々の天使、心のヒロイン マーシーとのいちゃいちゃを狙う不届きもの。
俺たちのマーシーを惑わす、ヤサイマシマシ外道サイボーグ忍者 ゲンジのアンチ&対策方法を解説!
ゲンジの基本立ち回りと対策
キャプション。
まずゲンジの基本的な立ち回りをおさらい。
ゲンジは相手チームをかく乱するいわゆるフランカー。
- 二段ジャンプ・壁登りで裏どり
- 後衛ヒーラーやタンクに奇襲
- 反撃を受けたら木の葉返し・風切りで逃亡
- 回復して再度裏どりに行く
具体的には上記の立ち回りでハラスをかけてきます。
基本はトレーサー、ソンブラらフランカーと同じです。
基本対策:放置せずあたりに行く
ゲンジ対策の基本は放置せず当たっていくこと。
生きて逃げるのが基本のゲンジにとって、残りヘルス値=戦える時間。
早めに対応しダメージを与えてさっさとキル or 撃退することでゲンジによる被害を抑えることが重要です。
ゲンジに当たるメンバー・時間も意識
ただし、ゲンジに当たるメンバーにも注意。例えばメインタンクのラインハルトがゲンジ退治に後方へ向かうと前線を支えきれず正面が崩壊します。
サブタンクかダメージロールなど、多少前線から離れても大丈夫なヒーローが当たるのが基本。
大抵の場合襲われている後方のヒーラーと合流して2:1で当たればOK。もしヒーラーが危険な場合は増員して3:1に持ち込むなど柔軟に。
いずれにしても時間をかけすぎると前線が厳しくなるので、できるだけ早めに対処できるよう時間を意識。
陣形はコンパクトに
ゲンジに限らずフランカーが相手にいる場合、こちらは陣形をコンパクトにするのがセオリー。
普段、例えばヒーラーは流れ弾に当たらないよう前線より離れた場所にいることがよくありますが、ゲンジらフランカーに襲われたとき味方の援護が遅れてしまいます。
誰が襲われてもいいよう、味方同士の距離を詰めておくことこそが最大のフランカー対策となります。
また、拠点防衛側で前進守備をしていると無人の拠点を踏まれる、いわゆる空き巣をされることが。このとき拠点へ向かう人員を間違えるとチームが分断され、一気に瓦解するリスクがあります。
相手にゲンジなど空き巣が得意なヒーローがいる場合はチョークポイントなど有利ポジションはあえて捨て、拠点内や拠点のすぐそばで戦うこともありです。
カウンターアビリティ 木の葉返しに注意
ゲンジの木の葉返しに注意。
飛び込んできたゲンジに攻撃するとき、木の葉返しに注意。
木の葉返しはゲンジ自身が受けた攻撃をエイムを向けた一点にすべて跳ね返すカウンターアビリティです。
木の葉返し中のゲンジに攻撃が集中すればするほど火力が上がり、ゲンジのターゲットとなった味方が危険。それこそ一瞬でキルされる危険すらあります。ウルトなんか返された日には目も当てられません。
例えばラインハルトのハンマー、ウィンストンのビリビリ、ザリアのビーム、メイの冷凍スプレーは返せない。
逆に、オリーサのメイン射撃やキャスディ(旧マクリー)のフラッシュバンなどを返されてしまいます。
ゲンジを相手にする場合は木の葉返しで返されない攻撃を持つヒーローが向かうと安心です。
ウルト 龍神剣への対策
ゲンジのウルト 龍神剣にも注意。
ゲンジはメイン射撃・サブ射撃の手裏剣にクセがあり、上級者でないと安定した火力を出づらいキャラ性能です。
しかし、ウルトの龍神剣は超高火力で危険。全滅はなくとも、ヒーラーを狩られるだけでその後がもたず実質崩壊と同義。
(むしろバラバラにキルされるとチームアップが遅れ、タイムロス)
なので、敵にゲンジがいる場合は龍神剣への備えが必要になります。
一番簡単で確実なのがルシオのドロップ・ザ・ビートかゼニヤッタの心頭滅却をカウンターウルトとして使うこと。
ためておいて龍神剣の発動に合わせて使用するだけで味方を守ることが可能。もちろん龍神剣以外の敵ウルトにも有効です。
バティストの不死アビリティ イモータリティフィールドも悪くはありませんが、龍神剣で普通に壊されることも多く確実性に欠けます。一応時間は稼げますが……
ほかにも、レッキングボールのマインフィールドで囲って味方を守る、D.Vaの自爆発動で近寄せない、ロードホッグのウルト ホールホッグでゲンジを吹きとばす、キャスディのウルト レッドアイでキルするなどもありっちゃあり。
ただ、龍神剣中も木の葉返しは使えるため、ロードホッグのホールホッグやキャスディ レッドアイは返される危険があるので注意。狙いはよかったぞマクリー。そ、そんな名前の人は知らない。
ヘルスの多いタンクが龍神剣を受け、味方の被害を抑えるのもあり。
龍神剣ゲンジをキルして止める
ゲンジは龍神剣を発動しても、特に無敵状態になるわけでもヘルスが増えるわけでもありません。
各種アビリティを駆使し火力を集中すれば、龍神剣中のゲンジでも普通にキルできます。
理想は発動から剣を持つまでの間にキルすること。いわゆる龍神のけnウワァァァアア。
ただし、龍神剣発動中のゲンジはスタンさせても一時的に動きが止まるだけで龍神剣は継続されたりいません。バスティオンのウルト そこはタンクモードと一緒。
また、敵マーシーやゼニヤッタがゲンジを回復し続けたり、敵ザリアによるバリア付与などの援護があるとキルするのも厳しめ。相手の編成とゲンジの状況をよく見るべし。
ゲンジに有利なアンチヒーローを使う!
- ウィンストン
- モイラ
- トールビョーン
- メイ
- シンメトラ
- ロードホッグ
- キャスディ(旧マクリー)
- D.Va
- レッキングボール
- ブリギッテ
- アッシュ
- ルシオ
- ゼニヤッタ
上記がゲンジ対策として有効なヒーローたち。
特に太字で記したウィンストン、モイラ、トールビョーンがゲンジのアンチとしてオススメです。
ウィンストン
ゲンジ一番のアンチがウィンストンです。相手にウィンストンがいるのにゲンジ出すだけで怒られるレベル。
本来、二段ジャンプで縦の動きをつけて被弾を抑えつつ手裏剣でチクチク刺すのがゲンジの立ち回り。
しかしウィンストンのメイン射撃は射程に入っていれば自動的にダメージが入ります。
木の葉返しで返される心配もなし。ゲンジが風斬り&二段ジャンプ&壁登りで逃げようにも、ウィンストンの機動力なら追い切れます。
火力が低さが難点のウィンストンですが、ゲンジもまた火力が低いのでヘルスの差でダメージレースで有利。多少のスキル差があってもまず負けない相性のよさなので、強気に当たっていけます。
モイラ
サポートロールのヒーラーでありながら、ダメージロールのDPS ゲンジに対し有利なのがモイラ。
ウィンストンと同じく、エイム不要で攻撃できるので動きの激しいゲンジでも楽々攻撃可能。
メイン射撃はダメージを与えつつモイラ自身の回復が可能。
さすがにそれだけでDPSのゲンジにダメージレースを挑むのは厳しめですが、バイオティックオーブも投入することで安定した勝ち筋に。
一気にキルを取りたいときは攻撃用の紫玉で投げ、デスの危険を感じたら回復用の金玉で投げてリスクを減らす。金玉なら味方の救援を待つ時間稼ぎになって安心。
いずれにしてもウィンストンほどの超絶有利はなく、ゲンジが上忍だった場合は負けるリスクも多少ながらあります。ゲンジのプレイヤースキルが高く勝てないと判断したら無敵&高速移動アビリティのフェードで安全圏へ引きましょう。
ただし、バイオティックオーブを木の葉返しで返されると一転して不利になります。
バイオティックオーブは意外と効果範囲は広いのでゲンジが返しづらいようズラして撃つことを意識。
また、いくらゲンジに強いとはいえメインヒーラーのモイラが戦ってばかりでは味方の回復が足りなくなります。長く戦いすぎて味方をほったらかしにしないよう注意。
万一、逆にモイラ自身がキルされてしまうと大損害。実戦で攻撃を飛ばしてくるのはゲンジ1人とは限りません。
いかに生存性能・戦闘能力の高いモイラとはいえ無理に戦えばチーム全体のリスクになるので、深追いせず危険を感じたら早めに離脱を。
トールビョーン
トールビョーンのタレットは自動的にダメージを与えてゲンジの攻撃チャンスを奪える優れもの。
不意打ちをかけてダメージを受けると逃げるのが基本のフランカー ゲンジにとって、ヘルス量=攻撃をしかけられる時間。
タレットは攻撃範囲内に入るだけで強制的にダメージを与えるので不意打ちでも問題なし。しかもタレットは攻撃中の方向が視覚的にわかるので、範囲内に入ったゲンジの位置を知ることができます。
手裏剣は真っ直ぐ飛ぶためタレットを攻撃しやすい難点はありますが、ゲンジ単体の火力ではそう簡単に壊されないので問題なし。
タレット自体の瞬間火力もそこまで高くもないので、タレットの射撃を木の葉返しも大した脅威にはなりません。
トールビョーン本体もタイマン性能が高いので直接襲われても問題なし。
タレットのターゲティングに注意。トールビョーンのタレットは一番最初に範囲内に入った敵をロックし、そのターゲットがデスするか一度範囲外に出るまでほかの敵を狙いません。
極端なはなし、一度ほかのロックした状況ではタレットの目の前までゲンジがきてもロックした敵を撃ち続けます。
ただ、タレットはトールビョーンがメイン射撃を当てた敵を優先して狙う性質があります。ターゲットを変えたいときは対象にメイン射撃を当ててやりましょう。
逆にいえば、タレットのターゲットに問題ないときにほかの敵にメイン射撃を当ててしまうとそちらをロックオンしてしまうので注意。
ほかメイ、シンメトラ、ロードホッグなど
ウィンストン、モイラ、トールビョーンほどではありませんが、メイ、シンメトラ、ロードホッグ、キャスディ、D.Va、レッキングボール、ブリギッテ、アッシュらもゲンジ対策として有効です。
人数が多く細かく説明すると長いのでざっくり。
メイは近距離では冷凍スプレーで凍らせ、遠距離ではつららショットで牽制。
シンメトラはセントリータレットでゲンジの妨害が可能。
ロードホッグはシンプルにフックで引っ張ってズドン。
キャスディは遠距離なら射撃で、近距離ならフラバンでゲンジを撃退可能です。ただ、フラバンを木の葉返しされると一転不利になるので注意。フラバンの効果範囲は意外と広いので、まっすぐではなく横にズラして投げるが吉。
ダイブタンクのD.Vaとレッキングボールはウィンストンと同じく高い機動力でゲンジを追い、高いヘルスでゴリ押し。
ブリギッテはシールドバッシュによるスタンと薙ぎ払うように広範囲を攻撃するメイン射撃のフレイルがゲンジに有効。ただ、ブリギッテ自身の決定力のなさと足の遅さ、交戦距離の短さが災いし、ゲンジとのタイマンは厳しめ。枠が空いてるならモイラの方が断然よし。
アッシュは広範囲にダメージ+状態異常による時間ダメージを与えるダイナマイトがゲンジにブッ刺さります。
先述の通り、ゲンジのウルト 龍神剣に対するカウンターウルトを持つルシオとゼニヤッタもゲンジ対策としてはよい選択。
ルシオは高い機動力と自己回復能力を持ち、通常時でもゲンジの襲撃から自力で逃げやすいメリットも。
ただ、ゼニヤッタはゲンジに襲われた場合逃げる手段がないため、味方に守ってもらうか自力で撃退するプレイヤースキルが必要な点に注意。
まとめ:ゲンジ対策&アンチヒーロー
- ゲンジが不意打ちをしてきたらすぐに対応。
- 陣形をコンパクトにしていると対処しやすい。
- ウルト 龍神剣は強力だが、火力を集めれば普通にキルもできる。
- ゲンジのアンチ、ウィンストン / モイラ / トールビョーンがオススメ。