ドヤ顏はウザいし、ロケットパンチや各種コンボによる即死もウザい。
ロケパンを溜めるウ○コひねるときのような唸り声がなにより鬱陶しい。
あまりにもウザいロケパンハゲ ロケパンおじさんことドゥームフィストの対策方法と相性のいいアンチヒーローをまとめます。
ドゥームフィストの基本立ち回り
まずはドゥームフィストの基本立ち回りを軽くおさらい。
- 高い機動力で裏どりし、奇襲
- ヘルスが減ったらアビリティやウルトを駆使して脱出
- ヘルス回復後、再度突入
基本的には不意打ちしてこちらの陣形をかき乱しつつヒーラーら後衛のキルを狙ってきます。
で、自分がやられそうになるとさっさと逃げる。とても拳一つで成り上がった裏組織のボスとは思えないみみっちい戦い方。
ドゥームフィストも基本はトレーサー・ゲンジ・ソンブラと同じフランカーです。
が、ドゥームフィストはほかのフランカーにはない瞬間火力と耐久性を持つパワー系ヒーロー。
ロケットパンチはヘルス250以下、タンク+バスティオン以外のヒーローは全員即死。
耐久性はダメージロールとしては多めの素のヘルス250にくわえ、アビリティを当てるとボーナスで紺ゲージのシールドが付与されるタフネス。
ストリートファイターでいうところのザンギエフみたいなヤツ(投げ技はないけど)。
中途半端な攻撃ではキルどころか撃退すらできないので、しっかりとダメージを与えてることを意識する必要があります。
ボーナスシールドの仕様
ボーナスシールドの正体はドゥームフィストはパッシブアビリティ「 攻撃は最大の防御なり 」の効果。
アビリティで+35、ウルトで+75とダメージを与えるごとにボーナスシールドを付与されます。最大150まで&1秒に3ずつ減る仕様。
なので、可能な限りドゥームフィストのアビリティは避ける、避けられずともアビリティを回転される前にドゥームフィストのヘルスを削ることが重要です。
接近を察知してしっかりマーク
ドゥームフィストで特に怖いのがロケットパンチ。ロケットパンチの最大ダメージは250で、タンク以外は全員一発で即死です。
(一応タンク以外でもバスティオンだけはロケットパンチ最大ダメージでも即死せず生き残れますが、瀕死なので結局追撃でキルされる危険性大)
また、ロケパン以外にも射撃 → アッパー → 射撃コンボなど高火力な攻撃手段を持っています。ちなみにドゥームフィストは射撃戦は苦手ですが、メイン射撃自体は非常に高火力で危険。コンボに組み込まれると非常に痛い。
いずれも不意打ちで受けると超危険なので、可能な限り事前に接近を察知できるよう注意しておく必要があります。
反対にいえば、事前察知さえできればタンクがドゥームフィストの前に出てカバーしたり、キャスディのフラバンなどスタンでアビリティを強制的に止めるなど対処は可能です。
なお、ドゥームフィストが真正面から来ることは少ないので、前線以外の方向を警戒するのがセオリー。移動途中でアビリティを使ったばかりのドゥームフィストを捕捉できればベストです。
使われたアビリティも見ておこう
初手は上空から地面を叩きつけて攻撃するサイズミックスラムで突入してくることが多いです。
高い場所ほど狙いをつけやすく威力も上がるため、高台などから飛び降りてくるのがセオリー。自陣より高い場所が近くにある場合は警戒しておきたいところ。
もちろん、いきなりロケットパンチをかましてくることも多いので常に警戒。ロケットパンチならタメている間に気づいて対処も可能です。
なお、ロケットパンチもアッパーもサイズミックスラムも攻撃だけでなくドゥームフィスト逃げるための移動手段として使えるアビリティ。
逆に言えば、先に使ったアビリティは除外して残るアビリティで逃げると予測がつくので、そこを考慮して逃走手段を潰すのもあり。
ただ、後述する通りウルトのメテオストライクで逃げるのも逃走手段のひとつな点に注意。
試合からある程度時間が経っていてウルトが溜まっていそうな場合、アビリティをすべて戦闘につぎ込んでギリギリまで粘って戦ってくることがあります。
ドゥームフィストの声をよく聞く
ドゥームフィストはロケットパンチの唸り声などアビリティ使用時の声が特徴的で、うるさいため遠くでもよく聞こえます。
ある程度距離があっても聞こえることがあるので、音をよく聞いて突入ルートを特定し、待ち構えるようにしましょう。
ドゥームフィストとはいいながらも、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。
速攻でダメージを与えて撃退するべし
ドゥームフィストに突入されたときに重要なのがとにかくダメージを与えること。これは接近を事前に察知できていたにせよできていなかったにせよ同じ。
ドゥームフィストに限らず、フランカーにとってヘルス=攻撃できる時間です。
ヘルスを削れば削るほど、ドゥームフィストは攻撃できる時間的余裕がなくなり、こちらの被害を抑えることができます。
ただ、ドゥームフィストはほかのフランカーとは違いってタフなので。しっかりとダメージを与えないといつまで経っても追い払え被害ばかり膨らみます。
可能な限り複数人で当たってしっかり攻撃を当て、可能ならキル。キルまでいかずとも、突入に使われたアビリティのCTがあける前には逃げたくなるぐらいのダメージは与えたいところ。
一度の突入で同じアビリティを何度も使われるほど回転されるとじり貧。クソ試合になってまず勝てません。
ドゥームフィストは数値上の耐久値は高い一方、身体が大きいのでブレた弾やショットガンの散った弾も含め攻撃を当てやすいので意外と対処しやすい一面も。
また、ロケットパンチのタメやアッパーカット後の浮きなどアビリティひとつひとつに硬直や硬直に近いスキがあります。
トレーサーやゲンジに比べるとヘルスが多い分、火力は必要ですが、冷静にみていれば攻撃を当てるのは簡単なので、しっかり当てて火力を無駄にしないよう意識したいところ。
ウルト メテオストライクはそこまで怖くない、が
ドゥームフィストのウルト メテオストライクはダメージロールの攻撃ウルトの割には脅威度は低め。
どちらかといえばドゥームフィスト自身がデスを避けて逃げるためのアビリティとして使われることが多いです。
効果自体は、発動とともにドゥームフィストが飛びあがる → 任意の場所に急降下で周囲にダメージを与えるもの。
中心部はタンク以外が全員即死するダメージ300。
ですが、中心部から離れるほどダメージが減るのに、敵ドゥームフィストが決めた攻撃範囲がこちらにも表示されるので普通に避けられます。
単発で使われて大量キルはそうありません。ザリアのグラビトンサージなどに合わせられたり移動アビリティがなくヘルスの少ないゼニヤッタ・アナなどには脅威ですが、総合的に見れば強ウルトというほどでもない。
一方、発動した瞬間に無敵になりマップ上のどこにでも着地できるため、攻撃用としてではなくむしろ緊急脱出用の移動アビリティとしてよく使われます。
ただ、たまに普通に攻撃用途で使ってダメージを与える+ボーナスシールド付与効果を盾にダメージレースに持ち込まれることもあるので、メテオストライクを使われたからといって必ずしもドゥームフィストが逃げるとは限らない点には注意。
特にゼニヤッタやアナなど、移動アビリティのないヒーローは注意。即死さえられなくてもかすればそれなりに大きなダメージを受け、ドゥームフィストの追撃から逃げられずキルされるリスクがあります。
メテオストライクは着地点がハッキリ分かるため、攻撃として使ってきた場合はある意味ドゥームフィストのキルチャンスでもあります。
ウィドウメイカーで着地点を狙った射撃はもちろん、ラインハルトがチャージを合わせるなども有効。ジャンクラットでトラバサミおくのもいいですね(逃げる時間がちょっとシビアだけど)。
ただ、初手を外してドゥームフィストとの距離が近い場合、接近戦で勝てないヒーローだと逆襲されるリスクもあるので多々あるので注意。
ドゥームフィストのオススメアンチヒーロー
続いて、ドゥームフィスト狩りにオススメなアンチヒーローをご紹介。
特に赤字になっているキャラが対ドゥームフィストに対して相性がよく、アンチとして優秀です。
- ロードホッグ
- キャスディ(旧マクリー)
- ソンブラ
- オリーサ
- ザリア
- リーパー
- シンメトラ
- ウィドウメイカー
- ブリギッテ
- モイラ
- ルシオ
ロードホッグ
フック! 接射! ロォォオドホッグ!
ドゥームフィストなんぞこれで十分。あ、フック接射のときにパンチも忘れずにね。
先述の通りドゥームフィストは身体が大きいくせにスキもあるので、フックは当てやすい部類です。ガンガン狙っていきましょう。
あとはフックがCTの場合でも、ドゥームフィストの前に出て肉の壁になるのも有効(D.Vaなどほかのタンクでも同様)。
いかにドゥームフィストの火力が高くてもロードホッグの耐久値があれば簡単にはキルされません。
インファイトに持ち込まれると連射が効かないロードホッグの攻撃を当てづらくなりますが、味方を守れるならそれだけでタンクとしての役割は果たせています。
味方の援護がある状況なら、有利不利は考えず積極的にドゥームフィストの前に出てOK。
逆にいえば味方の援護がない状況でフックを外すとかなり厳しいですが、そもそも相手にドゥームフィストやフランカーがいる状況で味方が離れること自体が間違い。
ロードホッグが叩かれすぎるとウルトをためられる点は痛いですが、先述の通りドゥームフィストのウルトは脅威レベルが低いので、味方ヒーラーがキルされるよりは全然マシ。
フックを意識させるだけでドゥームフィストにはプレッシャーで立ち回りを制限できますし、味方の肉の盾になるだけでキルも取れないポンコツつるっぱげに早変わり。
初心者でもタイミングさえつかめば簡単にフックを当てられるので、敵ドゥームフィストが猛威をふるっている場合はタンクをロードホッグに変えることをオススメします。
キャスディ(旧マクリー)
言わずと知れたフランカーキラーのキャスディはドゥームフィストのアンチとしても優秀。
特に相手の動きを強制的に止めるスタンアビリティ フラッシュバンがアンチとして刺さります。
ロケットパンチをタメ段階で止めるなど、あらゆる点で有効。
フラッシュバンを当てたらメイン射撃でヘッドショット狙い。距離によってはサブ射撃のファニングでも可。
見通しがよく、ドゥームフィストに対して距離を取れる状況なら遠距離〜中距離での射撃で一方的にヘルスを削れます。
ただし、キャスディ自身のヘルスも低いため不意打ちやフラバンを外して先手をとられると不利。
また、キャスディが先手をとっても単独ではドゥームフィストのヘルスを削りきれないことも多々あります。
可能な限りフラバンで先手を取りつつ、味方と火力を合わせて撃退できるよう立ち回りたいところ。
ソンブラ
攻撃力も機動力もアビリティ依存のドゥームフィストにはソンブラのハックも有効。
あれだけ凶悪だったドゥームフィストがロケパンもコンボも逃げることもできないポンコツつるっぱげに早変わり。
ドゥームフィストは硬直が多いうえにメイン射撃の使い勝手も悪いので、ハック自体も比較的止められにくく簡単。
ハック後はソンブラ自身のメイン射撃で攻撃してやりましょう。
ただ、ドゥームフィストのメイン射撃は弾数が少ないとはいえ威力自体は高く危険。ソンブラ自身が反撃されそうなときには少し距離を取りつつ攻撃した方が無難です。
相手の身体が大きい分ソンブラの射撃が多少ブレても当たります。一人でキルできればベストですが、欲をかきすぎはNG。
当初狙われていた味方も含め友軍の援護があるはずなので、デスするぐらいならトランスロケーターでひきましょう。
逆に、ソンブラではなく味方が狙われている場合は1秒でも早くキルできるよう全弾当てる勢いで接近したいところ。
ほかドゥームフィスト対策に有効なヒーロー
ほか、アンチってほど圧倒的でなくても有効なヒーローがオリーサ、リーパー、シンメトラ、ウィドウメイカー、ブリギッテ、モイラ、ルシオ。
長くなりすぎるのでざっくりとまとめます。
オリーサはストップ!と連射に優れたメイン射撃でドゥームフィストをキルしやすい性能。ただ、オリーサ自身はバリアの前から動きづらく、肉の盾なりにいにくいのが難点。とにかくいかに早くキルするかとストップ!によってエイムの軸をズラせるかがポイント。
(ちなみにどっかの空港にはドゥームフィストによってスクラップにされたOR-16が大量に放置されているとかいないとか)
ザリアはドゥームフィストの攻撃から自身も味方もバリアで守ることができる点で非常に優秀。ドゥームフィストは一発が重い分、ロケットパンチやアッパーを防ぐだけでかなり有利に持ち込むことができます。
同じく近距離戦に強いリーパーで狩りにいくのもありです。ロケパンやアッパーなど危険なアビリティをレイスフォームですかせられればかなり有利。当然ですがロケパンまともにくらうようでは勝てないので読みあいが重要です。
シンメトラは範囲内に入るだけで自動でダメージを与えつつ移動速度を遅くできるセントリータレットがドゥームフィスト対策として有効です。ただ、シンメトラ本体のメイン射撃では瞬間火力がなく本体での相性は悪めなのでタイマンは厳禁。
ほか、ウィドウメイカーで射程外からの狙撃もありです。こっそり近づかれないように注意。見失ったら接近中と考えてリスク管理を。
また、キャスディと同じくスタンアビリティを持つブリギッテもあり。シールドバッシュをロケットパンチの正面からぶちあてることで相討ちダウンに持ち込むことも可能。ただしタイミング的に難易度は高めですし、無理は禁物。
モイラ・ルシオは生存性が高い点でオススメ。機動力と自己回復能力があるので、即死さえしなければ切り抜けられるチャンスがあります。
いずれにせよ、タンクのオリーサとザリアはともかく、これらのヒーローでも不意打ちされればそのままデスにつながることがほとんど。事前察知や味方同士の支援は欠かせない点はお忘れなく。
トレーサーなどほかのフランカーであればトールビョーンのタレットがぶっささりますが、ヘルス多めのドゥームフィストには決定打になりづらくちょっと微妙。
特にPS4版、Switch版ではタレットの威力が抑えられているのでキルまでに時間がかかります。
少なくとも範囲内に入ったときに位置がわかる意味では悪くないのですが、タレットのロックオン仕様がわかってるドゥームフィストだと味方を囮にしてそもそもロックされないよう立ち回れることもあって対策としては安定しません。
トールビョーン本体もオーバーロード発動でロケパンを一発耐えられる点は評価できますが、その瀕死状態で確実に勝てるかと言ったら微妙なのでアンチ・対策としてはあまりオススメはしていません。
オススメしない編成
対ドゥームフィスト戦できついのオリーサ・シグマ・ラインハルトからタンクを2人選ぶ二枚盾編成。
二枚のバリアで前線を強固に保てる反面、タンクが2人とも機動力がないうえ前線維持に忙しく、後衛がドゥームフィストに襲われてもカバーしづらい構成です。
そもそもバリアが二枚もあっても少なくとも敵の1人、ドゥームフィストの攻撃は全く防げていないわけで、2人のタンクも二枚のバリアも敵の攻撃から味方を守る役割を担えていません。
実際、シグマが登場しいわゆるオリシグとして二枚盾が流行ってからは、ドゥームフィストがかなり猛威を振るいました。バスティオンとジャンクラットで相手より先に盾を割るか、ドゥームフィストでぐちゃぐちゃにするかの二択みたいな部分ありましたね。
その直前、オリーサとロードホッグで通称オリ豚がタンクコンビとして流行っていたころは全然だったんですけれど。
その点ではやはり、敵ドゥームフィストが活躍している場合は二枚盾はやめて、片方はロードホッグをなどほかのヒーローをピックすることをオススメします。
また、生存性能が低いゼニヤッタとアナも対ドゥームフィスト戦では控えた方が無難。よほど腕に自信がない限りは。
まとめ:ドゥームフィスト対策・アンチヒーロー
- ドゥームフィストは一撃の重さと機動力を併せ持つ強襲型フランカー。
- 不意打ちされないようしっかりマークし、来たら火力を集めて一気に撃退すべし。
- 耐久性能は高いが、身体が大きく動作のスキもあるので攻撃は当てやすい。
- アンチとしては特にロードホッグ、キャスディ(旧マクリー)、ソンブラが有効。