キャスディ(旧マクリー)の立ち回りと使い方【俺は早いぞ】

キャスディ(旧マクリー)の立ち回りと使い方【俺は早いぞ】

機動力のなさ、メイン武器の連射が効かないために扱いにくく、強キャラの割りに人気度の低いキャスディ

キャスディはどんな状況でもどんな敵にも対応できるうえ、超強力なアビリティを持つヒーローです。

突然「 俺は早いぞ…… 」と謎の早漏宣言&「 抜きな! 」発言でMeToo運動不可避なセクハラ野郎だけど。

セクハラしすぎて名前まで変わっちゃったけど。マクリー…? そ、そんなえっちな名前の人は知らない。

なにかと立ち回り・使い方が難しいキャラなので、基本はちゃんと押さえておきましょう。

アビリティの使い方と使い道

キャスディ(旧マクリー)イラスト

キャスディはアビリティの使いどころが大事

キャスディのアビリティは下記三種。

  • ファニング:弾倉に残る弾をすべて連射
  • フラッシュバン:投げつけられた敵はスタンにより一時行動不能
  • コンバットロール:高速移動しつつリロード

どれも強力ですが、全体的にCTが長いため連発ができません。

(正確にはファニングはアビリティではなくサブ射撃で、CTはないがリロードに時間がかかる)

どれもキルにも自身や味方を守るためにも使い道の多いアビリティ。なにも考えずホイホイ使うとピンチを招くので注意。

ちなみにラインハルトやオリーサなど盾割りにはメイン射撃よりファニングの方がより効率よくバリアにダメージを与えられます(全弾当たる距離なら)。

即死コンボ:フラバン→ファニング

キャスディは3種のアビリティを駆使した即死コンボを使いこなせるかがキモ。

そして絶対にできないといけないのが、その3種のアビリティをフル活用したフラバンファニングコンボです。

フラッシュバン → 接射ファニング → コンバットロール → ファニング

コンバットロールでリロードされることを利用したお手軽コンボ。

ヘルスの少ないヒーラー・DPSなど200族は普通に1回目のファニングでキルできちゃいます。殺しきれなかった場合でも二度目のファニングでとどめを刺せます(通常射撃でも可)。

最初にフラバンを当てるだけでほぼキル確定なのが強すぎる。2度のファニングをフルに当てることができればタンクでも1コンボでキルを狙えます。

さらに言えばウルト デッド・アイを発動すると弾がリロードされる点を利用し、計三回ファニングをお見舞いすることも。

フラッシュバン → 接射ファニング → コンバットロール → ファニング → ウルト発動即キャンセル → ファニング

ただ、ウルトゲージを消費することを考えるとあまり実用的ではないかも。横から妨害されるリスクもあるし。

ファニングは連射の際に弾がバラつく弱点があるため、フラッシュバンを当てたあとは前に出て可能なかぎり密着した状態でファニングを撃つのがコツ。

タンクなら身体が大きいため多少距離があっても全弾当たりますが、身体の細いヒーロー相手だと密着しないと最大火力を出せません。

フラバンを当てても距離があったり弾が少ない場合はコンバットロールで接近するのもあり。

即死コンボ自体はうまく決まれば優位に立てるのがキャスディ。しかし相手によってはコンボができる距離で最初のフラバンやファニングを外すと逆襲されキルされることも多々あります。

フラバンは割と範囲が広く雑に投げても当たるアビリティですが、そのあとのファニングまで決められなきゃ意味がない点に注意。

基本は敵のスキを鋭く刺す立ち回り

伝説のガンマンキャスディ(マクリー )とゼニヤッタ

敵の一瞬のスキをハチのように刺すキャスディの立ち回り

フラバンファニングコンボが通用するのはあくまでもタイマンでのときのみ。

とはいえキャスディはフラバンを起点とした接近戦だけでなく弾速の速さ・精度の高さを活かした中距離~遠距離戦もこなせるため、立ち回りの選択肢が豊富にあります。

フラバンファニングコンボができるチャンスを伺いつつ、基本的にはキャスディも集団戦に参加しましょう。

  • 前線正面から撃ち合い
  • 高台から狙撃
  • 横合いに回り込んで横っ腹を刺す

状況に応じて上記3種の立ち回りが基本。いずれにしても1発1発を確実に相手に当てるよう精度を大事に。

可能な限りヘッドショットを狙うことで格段に火力を上げることが可能です。ヘッドライン(敵の頭の高さ)を意識して撃っていきましょう。

正面からの撃ち合い

味方のタンクを盾にしつつ敵のヘッドショットを狙ってダメージを与えていきます。

味方とフォーカスを合わせて敵のタンクのキルを狙うか、敵タンクの隙間から後衛のDPSやヒーラーを直接狙うのが定石。

敵のタンクがラインハルトの場合、頭上で炸裂するようフラバンを投げてスタンさせ一時的に盾を消すことも可能。

ファニングで大ダメージを狙えるだけでなく、味方にロードホッグがいればフックで引っ張ってもらったり、D.Vaの自爆と同時に盾を消して大量キルを狙えるテクニックです。

ちなみにラインハルトやオリーサの盾割りの場合は、メイン射撃よりもファニングを全弾当てていった方が早く割れます。

高台から狙撃

射程が長く射撃精度の高いキャスディは高台の狙撃が有効です。特に敵を待ち構えることができる防衛側の場合に有利。

無防備な頭上から攻撃することで、敵は頭上のキャスディと地上の前線の両方に気を配らなければならず、前線に綻びを生みやすくなります。

特にタンク越しに背後のヒーラーを狙ってやると敵も対処せざるを得ず効果的です。

敵にファラがいる場合にも高台射撃は有効。高低差を埋めることでファラへの攻撃が当たりやすくなり、反対にファラは反撃しにくくなります。

高台のキャスディを排除するため敵がノコノコやってきたらフラバンファニングコンボで撃退。高台に来た敵に不意打ちされないよう、敵の数と足音に気を配っておくと安全性が上がります。

高台にきた敵が相性的にタイマンで勝てない場合や先手を取られて不利な場合は、さっさと飛び降りて味方と合流しましょう。キャスディは足が遅いのでデスは避けたいところ。

横合いに回り込んで横っ腹を刺す

通り抜けできる建物などマップ上の小道など利用し、敵の横っ腹をつつくのも有効です。

前線の味方とぶつかり合って意識を取られている敵に、不意打ちでフラバンファニングコンボを決めるイメージ。

特に正面からの撃ち合いで膠着したり不利と感じられた場合、突破口を開くために効果的です。

ただし、「 これってもう裏取りだよね 」ってレベルで遠回りが必要な場合はあまりオススメしません。

裏取りキャスディは地雷

キャスディはウルトの性質的に不意打ちしたくなりますが、裏取り向きなヒーローとはいえません。むしろ不向きです。

だってキャスディは足が遅い!

「 俺は早いぞ 」とか言ってるけどとにかく足が遅い。

キャスディが大回りして敵の裏取りをしていたら、前線の人数不利時間が長くなりどんどん戦況が悪化します。

敵をキルするでもなく盾を割るでもなく味方を守るでもない時間が長すぎる。

そもそもリーパーやトレーサーらと違い、帰還用のアビリティを持たないキャスディが裏取りはかなりナンセンス。

わざわざリスクの敵の裏を取りに行くくらいなら高台から撃ちおろしの方が断然安全です。高台や正面から火力を出すのがキャスディの基本と憶えておいてください。

味方を守るのもキャスディのお仕事

フラバンファニングコンボを持つキャスディは、ただ敵をキルするだけでなく味方を守るためにも非常に重宝します。

特にこいつらは許してはいけない。

  • フランカー:トレーサー、ゲンジ、ソンブラ、ドゥームフィスト
  • ダイブタンク:ウィンストン、D.Va、レッキングボール
  • その他裏取り:リーパーなど

機動力にモノを言わせてちょっかいをかけ、自分がやられそうになるとアビリティで逃げる卑劣な連中です。

しかしキャスディならフラバンで動きを止めてファニングで撃退可能。味方の援護があればスタンしてる間にキルできることも。

なかなかキルしきれないこともありますが、撃退できてプレッシャーをかけられればそれで十分。

これらの連中がいるときはこちらは陣形をコンパクトにまとめつつ前線を形成。

キャスディも味方から離れずいつでもフランカーやダイブタンクらを迎撃できるよう構えておくことをオススメします。

敵アビリティやウルトの妨害も

強制的に敵の動きを止めることができるフラバンは敵のアビリティやウルトを途中で強制終了させる妨害アビリティとしても超優秀です。

例えばひかれたら即死のラインハルトのチャージも、タックル途中でフラバンを当てれば止めることが可能。

ほかにも止められるウルトやアビリティはたくさんあるので、危険なウルトからキャスディ自身や味方を守るために使っていきましょう。

ただし、中には下手にフラバンで止めに行くとキャスディの生存が難しくなるものもあります。詳しくは下記リンクよりどうぞ。

なお、フラバンはCTが長いため、使いどころをきちんと見極めないとフラバンファニングコンボによる攻撃、敵アビリティを防ぐ防御両方で運用するのは難しくなります。

味方を守るために温存するか敵をキルするため積極的に使うかは状況をよく見極めましょう。

ウルト デッド・アイの使い方

キャスディはオフェンスヒーローらしくウルトのデッド・アイも超攻撃的なもので、敵を一気にせん滅可能。

視界内に入った敵をマルチロックし、ロックし続けた時間に応じて撃ったときのダメージがあがります。ロックの輪がだんだんと閉じていき、完全に閉じた状態で撃てば即死。

ただし、デッド・アイ発動中はキャスディ自身がほとんど身動きがとれず、キルされたりアビリティで妨害されることが多々あります。

特にラインハルトやオリーサなどバリア持ち、デッド・アイの弾丸をディフェンスマトリックスで消せるD.Va、スタン系のアビリティを持つ相手には注意。

距離に関係なく視界に入ったら効果範囲内なので、高台や十分引いた場所で視界を広くとり敵の意表を突くタイミングで使うのがコツ。

デッド・アイの使い方で最も大事なコツは「 キルを狙って溜めすぎないこと 」

ヘルスの多いタンクまで即死狙いでためすぎると敵に逃げられたり防がれてしまいます。

もとよりデッド・アイのダメージ上昇スピードはかなり速く、ヘルスの少ない200族なら1秒もあれば即死状態まで持っていけます。

そこまでためきっていない状態でも撃てばヘルスの大半を持っていく大ダメージは与えられるので、敵に逃げられるくらいなら途中で撃ってしまいましょう。

例え直接キルは取れずとも、敵全体に100以上のダメージを与えるだけでもその後の戦いはかなり優位に進められます。必ずしも全員の即死キルを狙う必要はありません。結果勝てばよろしい。

まとめ:キャスディの立ち回りと使い方

  • フラバンファニングコンボが超強力なので、敵にスキあらば狙って行こう。
  • キャスディは高台からの狙撃や味方タンク背後から射撃、敵の横合いを突くなどの立ち回りが基本。
  • キャスディ自身は決して裏取り向きのヒーローではない点に注意。
  • 敵がフランカーやダイブタンクがいる場合はフラバンファニングで味方タンクやヒーラーを護衛。
  • ウルトは視界を広くとり意表を突くタイミングで。キルを狙いすぎず全体にダメージを与えるだけでもOK。

キャスディ(マクリー)カテゴリの最新記事