毎度ルート66で運ばされていたペイロードから、32人目の新ヒーローが追加です。
ダメージロールとして登場した空中戦ヒーロー、エコーのアビリティと使い方・立ち回りを解説します。
2018年に公開された短編ムービー REUNIONで登場し、およそ1年半でようやくのプレイアブルとなりました。
ゲームプレイには全然関係ない話ですが、もっとミステリアスなキャラかと思ったら明るいヤツで意外。
エコーのアビリティ・ウルト特性と使い方
一言でいえば、エコーは空中戦ができるダメージロール ヒーロー。
長らくファラが(ほぼ)独占していた空戦に参戦できるヒーローが新たに登場したわけです。とはいえ空を飛ぶ方法も含めて特徴的。
まずエコーの各種アビリティの特性と使い方を解説し、それから立ち回りへ。
アビリティ:フライト / パッシヴアビリティ:グライダー
- フライトは上下前後左右、一定時間自由に動けるアビリティ
- グライダーは空中でジャンプ押しっぱなしで滞空できる
- フライトで上昇 → グライダーで滞空で空中戦を行える
フライトとグライダーはエコーの立ち回り、空戦の要となるアビリティです。
フライトは移動速度が上がり、一定時間上下左右自在に空を飛び回るアビリティ。ジャンプキーで上昇、しゃがみキーで下降も可能。ウルト発動中のマーシーと同じ操作感覚です。
効果時間は短めですが、CTもさほど長くないためうまく使えばほとんど地面につかずに滞空し続けることが可能。
グライダーは空中で滞空できるパッシブアビリティ。
空中でジャンプキーを押しっぱなしですると落下スピードが落ちます。これまたマーシーのエンジェリック・ディセントと同じ使い勝手。
ただ、フライトもグライダーも速度はマーシーと違うため若干感覚が変わる点に注意。
メイン射撃:トライショット
エコーのメイン射撃は指から同時に3つの弾を撃つトライショット。弾速も連射速度も微妙で慣れが必要。感覚的に近いのはゼニヤッタのメイン射撃。
威力はまずまずで、ヘッドショットを連発できればスティッキー・ボム以上の火力が期待できます。
反対にいえばある程度ヘッドショットで当てないと微妙です。しかし弾数もそれなりに多くリロードも早いので、撃ちながら軌道修正でもよし。
弾は遠くに行くほど三角形が広がる特性はありますが、ショットガンといえるほどではありません。偏差撃ちを意識して狙うべし。
アビリティ:スティッキー・ボム
- 粘着式の時限爆弾を5発撃ち出すアビリティ
- まっすぐ飛び射程も長い
- 瞬間火力が高いので、タンクの削りやヒーラーのキルなどに使える
スティッキー・ボムは粘着式の時限爆弾を発射するアビリティ。5発の爆弾が着弾後少し間を置いてから小さな爆発を起こします。
敵に直接当ててくっつけたり、壁や地面などに引っ付けることも可能。一個一個のダメージは小さいですが、複数当てると大ダメージに。
まっすぐ飛ぶので遠距離でも当てやすい部類ですが、弾速が速くないので偏差撃ちが必要。
機動力や空中移動できることを活かし、不意打ちで当てるのがオススメ。あと、案外上空からではなく地上から前線に向かって水平に撃つのも当たりやすい。
なお、爆風はエコー自身にもダメージがあるので自爆に注意。
スティッキー・ボムはエコーにとっては貴重なダメージソース。エイムだけでなく、撃つタイミングにも気を配りましょう。
アビリティ:フォーカス・ビーム
- 一定時間、前方へビームを一定時間撃つアビリティ
- ヘルスが半分以下の相手に対し威力が格段に上がる
フォーカス・ビームは前方にビームを撃つアビリティ。感覚的にはシンメトラやザリアのビームに近いです。
最大の特徴はヘルスが半分以下の敵に対して格段に威力が上がる点。特にヘルスの多いタンクに対して打点となる強アビリティです。
スティッキーボムとメイン射撃で削ってフォーカス・ビームでトドメを刺す使い方がセオリーになるでしょう。
ほかにもD.Vaのディフェンスマトリックスでメイン射撃が消されそうなときや弾切れでリロードする暇がないときやサブ武器的な使い方もあり。
ただし、フォーカス・ビームはメイン射撃と違いヘッドショットもないため、ヘルスが半分以上ある相手には威力的には物足りないところ。射程が短い弱点もあります。
ちなみに一度キーを押すと一定時間撃ちっぱなしになりますが、もう一度キーを押すことで途中キャンセルも可能。
ウルト :コピー
- 一定時間、敵のうち1人を完全コピー(敵エコーには使えない)
- 相手のウルトも使用可能で、ウルトゲージは速攻で溜まる
- コピー中のヘルスが0になるか効果時間切れでエコーに戻る
- コピーされている相手はヒーロー変更ができなくなる
エコーのウルトは敵ヒーローをコピーし、一定時間使用できる特殊な効果。効果時間中はヘルスもアビリティも完全にそのヒーローになりきって使用可能です。
ラインハルトになればヘルスは500になるし、盾も構えられてファイアストライクも撃てる。マーシーになれば味方の回復もできるし、青線で味方の火力も上げられます。
さらにコピー相手のウルトも使え、ウルトゲージは0スタートながら通常では考えられないほどのスピードで溜まるので、うまく攻撃を当てれば効果時間中に使えます。
また、コピーした状態でヘルスが0になってもデスにはならず、コピーが解除されるだけな点も大きなメリットです。ただ、ヘルスを削られたり時間切れでエコーに戻ると、効果が消えてしまうウルトやアビリティもあります。
途中でコピーが終わると効果が消えるアビリティなどをまとめてあります。下記リンクよりどうぞ。
エコーの立ち回り
エコー最大の特徴は空戦能力と高い移動速度&機動力。なので、
- 敵タンク、前線をめくって上から爆撃
- 敵が近距離戦主体の場合は上空や遠距離から一方的に攻撃
- 裏どりからのスティッキー・ボムでヒーラーをキル
などの立ち回りが有効。基本はファラと似た感じです。ただ、エコーはファラには不向きな裏どりも選択肢に入ります。
ファラは横方向の移動速度が遅く射撃の存在感がありすぎるため本格的な裏どりはあまりオススメできませんが、エコーは移動速度自体が速い。
なので多少遠回りしての裏どりでも味方に負担をかけにくいです(もちろん、全くかからないわけではないので注意)。
いずれにせよ総合的な火力ではファラに劣るので、瞬間火力の高いスティッキー・ボムやフォーカス・ビームをうまく利用してキルを狙いましょう。
エコーはバリアをめくっての爆撃や裏どりも得意な性質なので、敵味方のチーム編成をよく見て盾割りに乗るかはバリアを無視していくかを決めましょう。
どうしても盾割り合戦になってエコーがネックになっている、けれど裏どりや爆撃でも結果を出せないときは、早めに見切りをつけてジャンクラットなど盾割りに強いヒーローに変えることをオススメします。
スティッキー・ボムとフォーカス・ビームが重要
エコーがキルを取るために重要なのがスティッキー・ボムとフォーカス・ビーム。
スティッキー・ボムは相手に大ダメージを与えられる貴重な瞬間火力アビリティ。不意打ちでヒーラーを狩ったり、タンクのヘルスを大きく削るのに非常に有効。
また、フォーカス・ビームは半分以下だと火力が大きく上がるので、ヘルスの多い敵タンクに対して大きな打点となります。
キルできそうなのにメイン射撃の弾が足りないときなどのトドメ用途としてもよし。
その点、スティッキー・ボムとフォーカス・ビームはエコーがキルを取るために非常に有効ななアビリティ。
敵がまだエコーに気づいていないようなら、メイン射撃撃つよりCT待ってでもスティッキー・ボムつけた方が確実でいいかも。
コピーのメリットを最大限生かそう
エコーのウルト コピーにはたくさんのメリットがあります。一時的な効果とはいえ相手のヘルス、アビリティもふくめすべてコピーできる。
しかもウルトまで使えちゃいます。ただ、相手にバリア持ちがいるとせっかくコピーしても思ったようにダメージを与えられず、コピー相手のウルトをためられないことも。
そうした場合はD.Vaやトレーサーといった飛び込む系ヒーローが比較的溜めやすくオススメ。直接キルが取れるウルトも強力で、敵にプレッシャーをかけられます。
ほかにもあえてタンクをコピーして敵ウルトを受けたり、といった使い方もありです。
もちろん敵味方の相性問題も出てくるので、敵の編成、味方の編成、マップなど状況をよく考えて使いましょう。
まとめ:エコーのアビリティと使い方・立ち回り
オーバーウォッチの新キャラはぶっ壊れであることがほとんどですが、エコーもまた強すぎる新人。なんせ本実装前のPTRですでに下方修正されたぐらいですから。
にしてもこれまでファラ一辺倒だった空の領域にもようやく新しい風が。これでまた大きく環境がガラッと変わってくれそうで、楽しみです。