ザリアのウルト グラビトンサージはシンプルな効果ながら非常に強力なウルトです。しかし、ただ使えばキルが取れるウルトではありません。使い方には注意が必要。
もともとが直接ダメージではなく補助用のウルトなので、味方のウルトと合わせると非常に強力なウルトでもあります。
グラビトンサージの使い方と注意点、合わせると強力な味方のウルトを解説します。
グラビトンサージ、行けるよ!
グラビトンサージの使い方のポイントと注意点
グラビトンサージの使い方・使うにおいて重要なポイントが下記。
- ハンゾーの龍撃波、ファラのバレッジなど味方のウルトと合わせると効果絶大。
- 敵を捕まえるだけなので火力が必要。味方がいない状況で使わないこと。
- キルが重要な状況では温存せずどんどん使う。確実に2キル取れるなら使ってOK。
- D.Vaのディフェンスマトリックス、ゲンジの木の葉返しに注意。ザリア自身の足元に撃てば返されない。
- ウルトを使った敵を閉じ込めて無効化するカウンターとしてもあり。
味方とウルトを合わせる
敵を一ヶ所に固めて身動きを封じるグラビトンサージは、味方の攻撃ウルトと合わせて使うことでも威力を発揮します。
強力な火力、といえば一番手っ取り早いのがウルトです。ザリアはグラビトンサージで敵を一箇所に固めればOK。
グラビトンサージで固める相手の数と味方の火力によってはウルトは使わず通常攻撃でタコ殴りにするのもありですが、確実に行きたいときや火力不足のときは積極的に合わせていきましょう。
- ファラ:バレッジ
- ハンゾー:龍撃波
- リーパー:死ね死ねブロッサム
- D.Va:自爆
- ゲンジ:龍神剣
これらが特にザリアのグラビトンサージと相性がいいウルト。
龍撃波はラインハルトやオリーサのバリアも無視。防げるのはゼニヤッタの心頭滅却とバティストのイモータリティフィールドぐらいでしょうか。
バレッジにいたっては火力でラインハルトの盾も心頭滅却もぶち抜けます。
また、D.Vaの自爆はバリアに、リーパーの死ね死ねブロッサムはバリアと心頭滅却に防がれるので注意。
ウルトを使う味方にバリアをつける
グラビトンサージでウルトを合わせのとき、攻撃ウルトを使う味方にバリアをつけてあげることを忘れないようにしましょう。
フラバンなどスタンによる妨害・キルによりウルトを止められる危険性があるため。
特にファラ、ゲンジ、リーパーはウルトの特性上敵にかなり接近しないといけないため妨害されるリスクが非常に高いです。
自分のせいで聞くことになる「 龍神の剣ウワァァアア 」は切ないですよ。
敵に接近しないといけないファラ、ゲンジ、リーパーは絶対につけてあげてください。ハンゾーはウルトを撃つ距離次第。
一人で使うな!
一番やっちゃいけないのが、味方がいない or 少ない状況でグラビトンサージを使うこと。グラビトンサージの効果は敵が逃げられないよう集めるだけ。攻撃しなければなにも起こりません。
相手は移動を封じられるだけで射撃や各種アビリティは使えるので、バリアは出すし回復はするし反撃もしてきます。
いくら移動を封じられているとは言ってもザリア一人で複数の相手はできません。キルするどころかザリアが死にます。
ウルトを合わせることで火力を出せるのであれば多少人が少なくても問題ありませんが、ウルトがない場合はある程度人数がいないと火力を出せません。ヒーラーがいないと逆にやられたりもします。
せっかくの強力なウルトを無駄にしないよう気をつけましょう。
温存しすぎ注意!
ザリア使いがよくはまる罠がグラビトンサージ使わなすぎ問題。致命的なミスです。
敵を一人でも多くと欲を出さず、キルが必要な状況で二人確実に殺せるならガンガン使ってください。
ザリアに限ったことではありませんが、特にザリアのウルトを温存して抱えっぱなしにするとチームとして非常に動きづらいです。
先述の通り、グラビトンサージはウルト合わせや味方の総攻撃のの起点として使うもの。
ほかのチームメイトがグラビトンサージ待ち状態になってしまい、ウルトを使いづらくなったり前に出づらい状況になります。
状況を停滞させないにも、動きがないときは積極的に使いに行きましょう。
木の葉返し・ディフェンスマトリックスに注意
グラビトンサージはゲンジの木の葉返しで返されるし、D.Vaのディフェンスマトリックスで消さる超怖いアビリティです。
グラビトンサージが接地して発動するまでに木の葉返し or ディフェンスマトリックスに触れたらアウト。
ディフェンスマトリックスはともかく、ゲンジの木の葉返しを返されると味方に甚大なる被害を与えることになります。
ウルトをアビリティひとつで無効化されるのは絶対に避けたいところ。相手にゲンジ、D.Vaがいる場合は要注意です。
D.Vaの場合も同様で、ディフェンスマトリックスを使ったをの確認してからかメックを剥がしてから使うとよし。ただ、ディフェンスマトリックスがCTが短いので注意。昔ほど出し入れはできませんが、いまでもCTはかなり短い部類です。
ザリア自身が真下を向いて足元 or 壁にくっついた状態で壁に撃つことで、発射 → 発動の間を極端に短縮し返されたり消されるリスクを減らすこともできます。
どうしても木の葉返しやディフェンスマトリックスを空振りしないときは真下を向くか壁にくっついて撃つのもあり。
相手を閉じ込める使い方
応用的な使い方ではありますが、グラビトンサージは必ずしもキルを狙うだけでなく、相手を閉じ込めて使うことで時間を稼ぐこともできます。
例えばカウンターウルトとして、ウルト発動中の敵を閉じ込めるために使う。移動しながら使えるウルトに対して使えば、効果範囲を狭めて妨害することができます。
特にリーチの短いゲンジの龍神剣に有効。移動を封じて射角を狭める意味ではソルジャー76のタクティカルバイザーに使うのもアリですね。あと、心頭滅却中のゼニヤッタを閉じ込めて味方のもとに行かせないするとか。
大量キルを狙えるグラビトンサージをカウンターウルト的に守りで使うことには賛否両論あるかとは思いますが、キルすることよりもキルされないことが大事な防衛戦では全然ありかと思います。
ほか、オーバータイムで敵を拠点やペイロードへ近づけないように閉じ込めるために使うなど、工夫次第でいろいろ使いようはあります。
敵の盾・バリア・カウンターウルトにも注意。
グラビトンサージは敵による妨害・防御のことをよく考えて発動しましょう。
完全に無効化されるD.Vaのディフェンスマトリックスと、下手をすればむしろこちらがピンチになるゲンジの木の葉返しに特に注意すべきなのは先述の通り。
ですが、グラビトンサージでほかにも気をつけるべき点があります。シンプルな話が、敵ラインハルトやオリーサのバリアを置かれたらキルしきれなくなります。ほか、グラビトンサージのカウンターウルトとしてルシオやゼニヤッタのウルトでほぼ無効化が可能です。
逆に、グラビトンサージは敵のカウンターウルトを引き出すためにあえて使うのもあり。敵のカウンターウルトをグラビトンサージで引き出せれば、殺傷能力の高い味方の攻撃ウルトを確実に決めることもできます。
そういった頭脳プレイもオーバーウォッチの醍醐味。
まとめ:ザリア グラビトンサージのウルト合わせと使い方
- グラビトンサージ自体にはダメージはほとんどないので、味方と協力して火力を出せる状況で使うべし。
- グラビトンサージで敵を閉じ込め、連携した味方のウルトで殲滅するウルト合わせもGOOD。
- あまり狙いすぎて温存するより、キルが必要で確実に取れる状況ならどんどん使った方がいい。
- ゲンジの木の葉返し、D.Vaのディフェンスマトリックスによる妨害に注意。
- ウルトを使った敵を閉じ込めるためのカウンターウルトとして使うのもあり。