こんちゃ!いっちょやりますか!
強すぎるがために、登場以来Blizzardによって何度も何度も繰り返し弱体化されるも、長らくメタ編成に食い込む人気ヒーロー ブリギッテ。
ヒーラーとしてだけでなくタンクとしてもDPSとしても立ち回る八面六臂の活躍。つい万能ヒーローかと思いがちですが、実は敵味方の相性がハッキリしたキャラ性能を持っています。
味方との相性については下記リンクよりどうぞ。
虐殺!ブリギッテが相性のいい敵ヒーロー
ブリギッテはメイン武器のロケットフレイルが範囲攻撃なうえ、敵をスタンさせて動きを止めるシールドバッシュ持ち。
特にフランカー勢のアンチとしてブリギッテは相性がいいです。動きは早いけれど打たれ弱い相手にとって範囲に入ったら避けきれない範囲攻撃と一時動きを止められるスタン攻撃はかなり脅威。
ブリギッテ自身、リーチが短く鈍足でシールドバッシュの度重なる弱体化もあり、相性のいい敵でも単独でキルまでするのは難しいのが現状ではあります。
しかしヒーラーながらほぼ確実にフランカーを追い払えるのは大きな強み。味方に守られるどころか敵DPSを一人封じられるなんてすばらしすぎる。
実際ブリギッテが出るまではトレーサーやゲンジなどフランカーが猛威を振るい、ラインハルトはブチギレ状態。
タンクはフランカーとともに飛び込んでいけるウィンストン、D.Vaが相性がいいこともあり、ラインハルト×ザリアの王道組み合わせが絶滅寸前でした。
しかしブリギッテ実装以降は逆にフランカーが絶滅寸前。ハルザリも復権し、ブリギッテを混ぜた3タンク3ヒーラーのGOATsという新しいハルザリメタを生み出したほど。
敵のフランカーが厄介なときはブリギッテでわからせてやりましょう。私が皆の盾になる!
ドゥームフィスト
不意打ちのロケットパンチでワンチャンキル → アビリティで離脱のヒット&ランスタイルで荒らしていくドゥームフィストことロケパンおじさんもまた、ブリギッテが相性のいい相手の一人。
ロケパンも逃げアビリティも潰すことが可能なシールドバッシュを持つブリギッテは、アンチロケパンおじさんとして超優秀です。
一番はロケットパンチを溜めている間にシールドバッシュで潰すこと。最悪撃たれてもシールドバッシュをぶつけられれば相打ちで両者ダウン。ブリギッテも無防備になりますが、ラインハルトのチャージと同じく即死級の攻撃を止められたと思えば安いものです。
そもそもロケパンおじさんが飛び込んきている状況ならあとは味方がなんとでも対処してくれるでしょう。
また、もしロケパンを妨害できず撃たれたとしても、アビリティで逃げるところをシールドバッシュで足止めをすればそのままキルを取れます。
トレーサー
いうまでもなくブリギッテはアンチトレーサーとして機能します。
少ないヘルスを足の速さとブリンクで補うトレーサーにとって、エイム不要の範囲攻撃とスタンアビリティを持つブリギッテほどやりにくい相手はいません。
ブリギッテにはキャスディほどの瞬間火力がないためスタンさせても単独キルは難しいところですが、シールドバッシュで足を止めれば十分。味方の援護があれば普通にキルできますし、少なくとも追い払って機能させないだけの仕事はできます。
ラインハルト
戦術上、ラインハルトにとってもブリギッテは厄介な相手です。
多くのヒーローが即死するラインハルトのチャージをブリギッテのシールドバッシュで封じることが可能。早まって空振りすると危険ですが、チャージは予備動作が大きく突進のスピードが遅いので割と簡単。
正面からシールドバッシュを当てれば両者とも相打ちダウンします。どちらも無防備になりブリギッテにもリスクがありますが、止めなければ即死であることを考えると悪くない選択です。
すこし難易度が上がりますが、角度をずらしてチャージの掴み判定のない横から当てられれば一方的に止めることも可能です。
また、ブリギッテのメイン武器ロケットフレイルは敵ラインハルトの盾の上から貫通してダメージを与えられる攻撃手段。敵ラインハルトにそのまま殴られるか盾を下げて反撃するかの二択を迫ることができます。
そのまま殴れればブリギッテのウルトも溜まるし敵ヒーラーの回復をラインハルトに吸わせ続けることができます。
逆に盾を下げさせることができれば、味方ラインハルトのアースシャターやロードホッグのフックを決めるチャンスに。ブリギッテのシールドバッシュでスタンさせれれば、さらにチャンスが広がります。
ただし、ブリギッテがラインハルトに対して相性がいいのは戦術的な意味。タイマンでは勝ち目はありません。ブチ切れたラインハルトに逆襲されたときは味方とともに立ち向かう前提です。
そもそも味方と持ちつ持たれつの立ち回りこそが真髄のブリギッテが単独でラインハルトと対峙する状況が間違い。一度下がって味方とともに出直しましょう。
逃げろ!ブリギッテじゃ勝てないアンチヒーロー
鈍足なうえ、リーチも足も短い。万能に見えるブリギッテですが、これだけハッキリした弱点があると相性の悪い敵もハッキリしてきます。
足が短いは余計じゃコラ。
バスティオン
ブリギッテにとってタレット化したバスティオンほど相性の悪い相手はいません。たった数百のバリアとヘルスじゃまず近づけませんし、近づけても殴り合いになる前に瞬殺されます。
セントリーモードで射程内の敵を蒸発させられるバスティオンからみれば足が遅いブリギッテはただのカモ。
タレットバスティオンに対して有効なアビリティ(スリープダーツ / 不和のオーブ)があり、射程外から攻撃できるアナかゼニヤッタの方が断然まし。
有効射程外から射撃できるって意味ではルシオ、マーシーもいます。それだけでバスティオンに対抗できるわけではありませんが、少なくともブリギッテよりはホント役に立つはず。
敵バスティオンに対処できない場合、ブリギッテはやめてほかのヒーラーにピック替えすることをオススメします。
回復してる暇がないくらいブリギッテ自身や味方がキルされるようならそもそもヒーラーは不要。ヒーラーを減らしてでもバスティオンのキルを取りにいかないと、ただ時間を無駄にすることになります。
ファラ
上空のファラにはロケットフレイルが届かず一方的に攻撃されることになります。ブリギッテの盾は範囲が狭く、直撃は避けられても爆風で一方的にダメージを負うことに。
もし敵ファラのせいで十分活躍できない状況であれば、対空もできるヒーラー ゼニヤッタかバティストにピック変更した方がいいでしょう。
ヒーラーをやめてもいいようなチーム編成・状況なら、キャスディ / ソルジャー76 / アッシュなどファラを撃てる対空ヒーローで分からせてやるのもあり。
ジャンクラット
ファラと同様、ジャンクラットに遠くからポンポンと撃たれると非常にしんどいです。盾ゲージは削られるし爆風でダメージも負います。
ポンポングレネードと仕掛けられたトラバサミをかいくぐってなんとか近づけてもコンカッションマインで距離をとられる。いつまでたってもブリギッテの交戦距離に行けません。
しかもジャンクラットは瞬間火力が高いためインスパイアでは回復が間に合いません。ヒーローとしてもヒーラーとしても非常に相性の悪い相手です。
リーパー
接近戦に持ち込みたいブリギッテにとって、接近戦に強いDPSリーパーは鬼門。
リーパーは与えたダメージの一部、リーパー自身が回復する強力な自己回復アビリティを持っています。火力も高いためまともにやりあってダメージレースで勝つのは無理。盾もすぐに割られるので時間稼ぎにしかなりません。
味方の援護がない状況ではウィップショットで吹き飛ばして距離を取り、素直に逃げましょう。
相手プレイヤーの力量によっては、リーパーに密着して周りをぐるぐる回りながらメイン武器やシールドバッシュでボコボコに殴るのもあり。しかし慣れた相手だと対応されますし、うまくいってもキルする前にレイスフォームで逃げられる。
メリットが薄いので、まずはキルされないよう距離をとって立ち回りつつ、味方の援護に頼るが吉。
高台や遠距離から撃ってくる連中
足が遅く交戦距離の短いブリギッテにとって、高台からの射撃や遠距離からの攻撃を徹底してくるヒーローは相性が悪い。
誰でもそうですが、しいて名前を挙げるならウィドウメイカー / ソルジャー76 / アッシュ / オリーサ / トールビョーンのタレットらがブリギッテにとっては非常に相性の悪い相手です。
ブリギッテ自身が対処しようにも足が遅いため行くまでがしんどく、無視しようにも盾の範囲が狭いため前線の敵か高台の敵かのどちらからか一方からしか身を守れません。
高台や遠距離の敵の対処は基本的に味方に任せるしかありません。もしD.Vaやウィンストンなど高台に飛び込んで対処くれる味方がいる場合はリペアパックを優先的に回してあげましょう(必要であれば)。
まとめ:ブリギッテと相性のいい敵、悪いアンチヒーロー
- ブリギッテはほかヒーラーではしんどいドゥームフィストやトレーサーなど敵フランカー勢と相性がよく、難なく追い払うことが可能。
- また、集団戦で敵ラインハルトに対してハラスが可能。
- 反面、空中のファラ、バスティオン、ジャンクラット、リーパーらとは相性が悪いので、敵にいる場合は注意。