7人目のサポートヒーローにしてヒーラー、バティスト本サーバー実装来ました!
アナの射撃回復とブリギッテ・ルシオの範囲回復を持つハイブリッドタイプのヒーラー。
アビリティがぶっ壊れすぎると実装前から話題でしたが、CTが長いため立ち回りを考えて使わないと無用の長物と化してしまいます。
バティストの使い方と立ち回りを考察します。
基本は高台か味方後方、回復グレネードが届く距離
ヒーラーであるバティストの第一目標は死なずに味方に安定した回復を提供すること。死ぬと戦線復帰まで一切回復ができないため味方が危険に陥ります。バティストに限らず、ヒーラーは回復しつつも死なない立ち回りが大事です。
- 大ジャンプできるエグゾブーツで高台に登って視界をとりグレネードを撃ち込む。
- 味方集団のすぐ後方、回復グレネードを水平射撃してちょうど味方に当たる距離をとって立つ。
のが基本的な立ち位置のオススメ。
回復グレネードは爆風で味方を回復するので、高台なら上から味方のいる地面めがけて撃つことで命中しやすくなるメリットが。ただし味方集団を離れた単独行動になるため、遠距離からの狙撃、フランカーや裏取りによりキルされる危険がある点に注意。
もうひとつは味方集団の後方をついていきながら回復する立ち回り。味方を盾にできるので直接狙撃される危険が減り、裏取りやフランカーに直接狙われても、味方になすりつけて助けてもらったりエグゾブーツ高台へ逃げたりと生存性が高い点がメリットです。
このときの味方との距離はもちろん安全優先ではありますが、基本はエイムを上下に振らない水平射撃でちょうど回復グレネードが味方の足元に落ちる距離がオススメ。
実はメイン射撃と回復グレネードは両方押しっぱなしにしておくことで両方同時に撃ちっぱなしにことが可能です。
水平射撃なら味方に向かって回復グレネードを撃ちつつ、味方越しに正面に向かってメイン射撃を撃ち込めるのです。
もちろん回復グレネードによる味方の回復が優先ではあります。が、メイン射撃のサブマシンガンと回復グレネードは同時にリロードされますし、回復に専念しているときでもメイン射撃は撃っておいても損はありません。ついでに当たればラッキーくらいの気持ちで撃っておきましょう。
特に敵ラインハルトやオリーサの盾割りの際にも多少なりとも役に立てます。
回復グレネードは味方の足元に当てるようにして回復することをオススメします。一応、グレネードを味方に直撃させることでも回復可能。しかし外れた場合そのまま向こう側へ飛んでいってしまいます。爆風は意外と小さく、直撃を狙った撃ち方で外してしまうと回復されません。
特に慣れないうちは直撃は狙わず、回復対象の足元を狙って撃ちましょう。ゲンジ? 知らんがな。
味方の回復は可能な限り回復グレネードだけで
バティストには2つの回復手段があります。
- 回復グレネード:味方に爆風を当てて回復。
- リジェネバースト:一定時間、周囲の味方を少量ずつ回復。
味方の回復には回復グレネードを使うのが基本です。
リジェネバーストは温存しておき、主に下記のタイミングで使いましょう。
- バティスト自身が回復する必要があるとき。
- イモータリティ・フィールドで瀕死になったヘルスを一気に戻すため。
- 回復グレネードだけでは回復が間に合わないとき。
実は回復グレネードではバティスト自身を回復することができません。足元に向かって撃っても当たらないのです。
敵に襲われダメージを受けた場合、リジェネバーストがバティスト自身を回復する唯一の手段です。
しかもリジェネバーストはCTが長く連発ができません。味方のために使った直後に敵に襲われたときどうしようもなくなります。
なので、可能な限り味方の回復は回復グレネードだけで回し、リジェネバーストは温存したいところ。
リジェネバーストを使う具体的なタイミングは上記が基本になってきます。ゲンジ? しらんがn
味方のタンクやほかのヒーラー編成にもよりますが、バティストの回復グレネードは回復の安定供給には向くものの瞬間的な回復量は少々心許ないところもあります。
ちゃんと狙っても味方が動いてグレネードが外れてしまうこともありますし、敵のバリアや障害物に阻まれてしまうことも。
回復グレネード一個一個の回復量はさほどでもないので、連射性能にものを言わせて撃ちまくり、味方がヘルスが減った状況を作らないようにしたい。もちろん味方のヒーラーとの協力・分業もお忘れなく。
3点バーストのメイン射撃で無理に攻撃せず回復重視
メイン射撃は3点バースト。威力も高くなく連射が効かないため火力的には微妙。ヘッドショットを狙って攻撃し続ければ悪くないダメージ量は稼げますが、そこまでするなら別にバティストを使う必要性を感じません。それでも戦いたいならせめてゼニヤッタにピック変えた方がいいかと。
よっぽど暇ならともかく、基本的にはダメージを与えるより味方の回復を優先した方がいいでしょう。
ただ弾速が早く精度も高めなので、瀕死状態の敵にトドメさす使い方や交戦距離の短い敵へハラスには向いています。
ちなみにトリガー弾きっぱなし or キーおしっぱなしで連射する場合でもリコイル制御不要。3点射撃中にエイムが若干上にブレますが、射撃と射撃との間に元狙っていた場所へ照準が戻ります。
バティストのメイン射撃は弾速が早いので空中のファラにも当てやすい特徴があります。
威力が低いためキルまで取るのは骨が折れますが、数発当てれば回復のために一度降下するはず。回復して再度飛び上がるまではファラを無力化したも同然ですし、対空が苦手な味方にもキルするチャンスが生まれます。
敵にファラがいる場合、余裕があれば積極的に撃って追い払うのもバティストの仕事のひとつです。もちろん、味方の回復を忘れてキルされてしまっては本末転倒ですが。
敵に直接襲われたらエグゾブーツで逃げる
ヒーラーにとって一番怖いのが敵に粘着されなすすべもなくキルされること。ヒーラーが減れば回復不足で前線も瓦解します。
バティストには移動速度が早くなったり無敵になるようなアビリティはありませんが、ジャンプ力が上がるエグゾブーツで垂直方向へ大ジャンプすることはできます。
この点を利用し、敵に襲われたら一度しゃがんで大ジャンプで近くの高台へ逃げるとよし。
もし相手がアビリティを使って追いかけてきたら一度降りる → 相手も降りてきたらまた登ればオッケーです。エグゾブーツはCTなしで使えるパッシブアビリティで使い放題なので撒くのはそう難しくありません。
そういう意味では、いつでも逃げられるようなるべく高台の近くに位置取る立ち回りを意識したいところ。
可能ならイモータリティ・フィールドは敵ウルトへのカウンターとして取っておきたいところですが、キルされるくらいなら使っちゃいましょう。デスったらどちみち味方を守るどころではありませんから。
エグゾブーツをいつでも使えるよう、バティストだけはしゃがむをR3のままにするか、L3やL1など咄嗟に押せるキーに割り振っておくことをオススメします。
イモータリティ・フィールドの使い方
バティストが戦場にいるとき、敵にとっても味方にとってもポイントとなるのがイモータリティ・フィールドです。
イモータリティ・フィールドは範囲に入るだけで不死になり、D.Vaの自爆、ジャンクラットのRIPタイヤといった即死系ウルトからも身を守ることができる強アビリティ。バティストが大きく注目を集めたのもイモータリティ・フィールドあってのことでしょう。
ダメージ自体は受けますが、フィールドのなかにいる限り瀕死状態から先はダメージは受けず決してキルされないスゴイ効果です。本来即死のオアシスの車にひかれても平気。
- フィールドを展開するドローンが地面ではなく上に滞空するため破壊されやすい。
- 前に投げ込むので咄嗟に使うと狙いとは全然違う場所に置かれがちな点。
に注意。
イモータリティ・フィールドを使うタイミング
敵に攻撃系ウルトやグラビトンサージなど足止め系使われたときなど、大量キルの危険があるタイミングで使うのが基本。
ただ、イモータリティ・フィールドのドローンを壊される可能性もあるので、安心せず反撃キルや妨害アビリティなどを狙っていきたいところ。
またイモータリティ・フィールドが必要となる状況では味方も冷静でいられないことも多く、せっかくいい場所に投げ込んでも味方が気づかずに逃げ出してしまうことが多々見受けられます。
特にコミュニケーションがとりづらい野良チームで顕著。慣れもあるのでしょうが……
味方の逃げるルートが後ろへ下がる一本道の場合は少し下がった場所におくと勝手に入ってくれます。イモータリティ・フィールドのドローンと敵との距離が離れることで多少破壊されづらくなる点もGOOD。
チャットで集合!と言ってアピールするのもいいでしょう。
なお、イモータリティ・フィールドの効果で生き残れても全員が瀕死になっているはず。イモータリティ・フィールドもいつ壊されるかわかりませんし、どうせ非力なバティストは下手に攻撃に参加するよりリジェネバーストと回復グレネードでガンガン回復しておくことをオススメします。
ちなみに敵にウルトを使われたわけでもないのにバティスト自身がキルされそうなとき、大人しくデスするくらいならとりあえず使った方がマシではあります。が、せっかくのアビリティをバティスト自身だけのために使うのは少々もったいない。そのような状況ならない立ち回りが肝心。
相手のウルトにもよってはあえて少し遅らせて投げた方が効果的なことも。
たとえばゲンジにウルトを使われた場合、いきなりイモータリティ・フィールドを使うと普通に壊してからキルしにきます。(味方がキルされない程度で)あえて時間差をおいて発動することで相手のウルト時間を無駄にさせることが可能。攻撃に夢中になりすぎて気づかないことも。
ただ、ラインハルトのアースシャターなんかは超速で反応して投げないと間に合わないので注意。相手のウルトによって有効なタイミングを見極めて使いましょう。
イモータリティ・フィールドであえて前に突撃
敵ウルトによっては、あえてイモータリティ・フィールドを敵陣側に投げこんで全員で突っ込み、不死状態で乱戦に持ち込むのも有り。別にウルトに限らず通常戦闘時でもありありです。
敵からすれば近すぎるために却ってイモータリティ・フィールドのドローンを見つけにくくなります。
たとえ場所は把握できていても、敵に上向いたら向いたで一方的にぶん殴られるし、向かないで応戦してもキルできないから一方的にキルされるしの苦しい状況を迫ることができます。
ただし、この戦術は味方が理解して行動してくれることが前提になります。特に敵にウルトを使われたときは野良だとまず無理?
ウルト:アンプリフィケーションマトリックスの使い方
バティストのウルト アンプリフィケーションマトリックスは、通過した味方の攻撃の威力・回復の効果を倍にするウルト。
効果自体は強力ですが範囲が狭く、置き場所やよっては全く意味がなくなります。こちら側の味方や向こう側の敵が多いほどに効果的なのでタイミングも大事。
主には下記のタイミング・使い方がオススメ。
- キャスディ(旧マクリー)のウルトなど味方のウルトに合わせる
- チョークポイントや狭い通路などで見合っての撃ち合い時。
- どうしても回復が間に合わない場合に回復グレネードの回復量を上げるため。
キャスディに限らず通過させることで威力の上がるウルトに掛け合わせると非常に強力。
また敵が逃げにくい狭い通路やチョークポイントなどの場所での撃ち合い時に使うと一気にダメージレースを有利に進めることができます。
地味に回復量倍増も強力なので、攻撃で効果的な使い方が思い当たらない場合は味方のピンチでキルされないよう、自分の目の前に出して味方に回復グレネードを撃ち込むのも有り。
ほか、キルはつながらずともとりあえず前方に出して敵を退かせる制圧射撃的な使い方も意外と効果的です。ウルトを使うタイミングを見つけられず、全く使わないで抱えておくくらいならプレッシャー代わりに使っちゃいましょう。
まとめ:バティストの使い方と立ち回り
ぶっ壊れ、強キャラなどと鳴り物入りで実装されたバティストですが、実際にどうかはまだまだこれから。
各アビリティのCTの長さやほかのヒーラーに比べても低い火力のためお世辞にも使いやすいヒーローではありません。
ヒーラーとしてどれだけ回復できるかとイモータリティ・フィールドでどれだけ味方を救うことができるか、がポイントになるので、特にその辺りを意識した立ち回りと使い方を意識してプレイしたいところ。
なお、バティストのアビリティごとの細かい効果や使い方は別途解説しています。下記リンクよりどうぞ。