いやらしいお尻立ち回りで奇襲をかけるトレーサーは、特にヒーラーやタンクの嫌われ者。
試合をかき回されて終わらないよう、トレーサーのアンチと対策・対処方法を解説します。
ちなみに彼女がレズビアンであること以上に知られていないのが、本名はレナ・オクストンであること。
あと、物語シリーズのヒロインの一人、八九寺真宵ちゃんと中の人が同じ。
「 話しかけないでください。あなたのことが嫌いです 」とか言われたらウィンストン超へこむだろうなぁ。
対策1:トレーサーのアンチで粉砕
トレーサーのアンチとして刺さるヒーロー・対策キャラは意外とたくさんいます。
人によって好みもあるかとは思いますが、オススメ順に並べてみました。
- マクリー
- ロードホッグ
- メイ
- トールビョーン
- シンメトラ
- ジャンクラット
- ファラ
- ソンブラ
- ブリギッテ
- モイラ
- ルシオ
ただ、全員が全員なにも考えず出せばトレーサーに刺さるアンチってわけではありません。
使い方・戦い方を間違えれば逆にトレーサーに狩られます。機動力は正義。
1人ずつ詳しく解説しますので、用量・用法を守ってお使いください。
キャスディ(旧マクリー)
キャスディこそザ・アンチトレーサー。
動きの速さでオーバーウォッチ最低のヘルス値150の紙耐久をカバーするトレーサーにとって、スタンアビリティを持つキャスディは怖すぎる相手です。
近づいてきたトレーサーにフラッシュバン → メイン射撃でヘッドショットするだけ。これでキルできます。
一瞬とはいえトレーサーは全く動けなくなるので、落ち着いてゆっくり頭を狙いましょう。
トレーサーの接近ルートが絞れるときは、来る頃を見計らってガン待ちしてフラバンするだけでOK。
なお、キャスディはトレーサーのみならずドゥームフィスト、ソンブラなどほかのフランカーやウィンストン、レッキングボールなどダイブタンク対策にも優秀。
さらにいえば、対空できるヒーローとして、エコー・ファラ対策にも使える超万能ヒーローです。
特別刺さる敵がいなくてもDPS枠のアタッカーとして有能で腐りません。
特に防衛側の開幕時にオススメ。防衛側はリスポンポイントの遠さからヒーローを変えづらく、対応できない相手がいると速攻で崩されるリスクがあります。
その点、守備範囲が広くアタッカーとしても腐りにくいキャスディは非常にオススメなヒーローです。
気をつけたいのがフラッシュバンを外さないこと。
トレーサーとタイマン状態でフラッシュバンがないと一転不利です。
しかもフラバンはCTが長く連発不可。一度外したらよほどエイムがうまくない限り勝てないので注意。
また、フラバンを当てても追いうちのヘッドショットを外しキルしきれなかった場合も注意。
ヘッドショットは外していてもどこかに当てていればトレーサーにリコールを使わせることはできます(使わなければもう一発当ててキル可)。
ただし、リコールのあとのトレーサーが退かずキャスディに向かってきた場合は決め手なしでトレーサーとタイマンすることになります。
相手もリコールがないのでキルチャンスはありますが、タイマンで勝てるかはエイム次第になります。
ロードホッグ
フック持ちのロードホッグもトレーサーのアンチとして優秀です。
フック → メイン射撃接射&パンチの追い打ちでキル可能。
追いうちの接射の際にはトレーサーに合わせて少し下を向き、ヘッドショットを狙うのがポイント。
また、ロードホッグのサブ射撃も150しかないトレーサーにとって脅威。
10mで破裂するピッタリの距離で当てれば全弾命中で即死です。ヘッドショットである必要もなし。
さすがに実戦で全弾当てるのは大変にしても、多少なりともダメージを与えてリコールに追い込めれば万々歳なので、見合ったときはフックをチラつかせつつけん制として撃つのもあり。
ただし、ロードホッグがトレーサーと普通に撃ちあうと機動力を盾にウルトタンクにされます。あくまでもフックありきのアンチ。
ロードホッグで溜められたウルトが味方ラインハルトやヒーラーに使われると非常に肩身が狭いので、注意。
なるべくトレーサーとは立ちあわず、味方を狙っているところを意識の外からフックでひっかけてキルするのがベストです。
メイ
メイもトレーサー対策として非常に優秀。
冷凍スプレーはトレーサーの動きを鈍らせ、凍らせればキル確定。トレーサーはメイのスプレーの範囲に入った時点でブリンクかリコールで逃げるしかありません。
大抵は逃げられるためキャスディほどのアンチとはいえませんが、安定して追い払うことができます。
また、サブ射撃のつららショットもトレーサー相手に突き刺さる超良攻撃。
クセがあるため狙って当てるのは大変ですが、ヘッドショットの威力が150でトレーサーなら即死。
トレーサーと距離があるときにはヘッドライン=頭の高さにバラまいているだけでかなりのプレッシャーをかけることができます。
トールビョーン
範囲内に入った敵を自動攻撃するトールビョーンのタレットもトレーサーのアンチとして有効。
タレットの射撃は範囲内にいるだけで自動的にダメージが入るため、トレーサーの動きの速さに関係なく時間ダメージとして機能します。
トレーサーのヘルスを強制的に減らすことで攻撃可能な時間を削ることが可能。
また、トールビョーンは自身を一時的に強化するアビリティ オーバーロードとタレットの守護によって味方と孤立した状態でのトレーサーとのタイマンでもまったく有利が揺らぎません。
地面にあつあつのゲロ(?)をまけるウルト モルテンコアも横移動で接近する必要があるトレーサーにとっては脅威。
クセはありますが、遠距離ではメイン射撃でけん制できる点もよし。
メイとは違いヘッドショットしても即死はさせられませんが、タレットの範囲内なら実質即死させられます。
有利ポジションにタレットを配置するため、基本的には防衛側でしか使えないのが難点。とはいえ、一応うまく有利ポジションを制圧できれば攻撃側やコントロールルールでも機能させることは可能。
たとえば敵ウィンストンが最初にタレットの範囲内に入ってロックオンすると、トレーサーがタレットの目の前にいてもウィンストンだけを撃ち続けます。
一度ロックした相手が範囲外に出るかデスすれば一番近い敵をロックオンしなおしますが、反対にいえばそれまでトレーサーは撃たれません。
実はタレットはトールビョーン本体がメイン射撃を当てた敵にロックオンを切り替える性質もあるので、プレイヤーがコントロールすることも可能です。
(もちろん、メイン射撃を当てた相手がタレット範囲内にいた場合)
逆にいえばタレットがトレーサーを撃っているときにトールビョーンのメイン射撃がほかの敵に当たるとトレーサーを撃たなくなる点に注意。
シンメトラ
セントリータレット持ちのシンメトラもトレーサー対策として優秀です。
トレーサーがセントリータレットの範囲内に入るだけでダメージを与えるうえ、移動速度を遅くする効果もあるのでシンメトラ本体やほかのプレイヤーが攻撃を当てやすくなるメリットも。
トールビョーンのタレットに比べると範囲も狭く破壊されやすいデメリットはあります。
が、トレーサーがセントリータレットを破壊してくれるならそれはそれでOK。トレーサーはセントリータレットを破壊するため弾と時間を消費するので、その分味方を守る役割は果たせます。
またセントリータレットのビームが視覚的にわかりやすく、味方でもトレーサーの接近にも気づきやすくなります。
シンメトラ自身は視界外でもビーム発射やセントリータレットの破壊で通知がくるのでうまく設置すれば接近ルートもわかります。
テレポーターも退避アビリティとして活用可能。味方集団の現在地と高台や後方など安全圏をつなぐように設置しておけば、トレーサーに襲われた味方が緊急脱出用に使えます。
また、シンメトラのサブ射撃もトレーサーへプレッシャーをかけるのにそれなりに有効。
サブ射撃は弾速も遅くためショットなので連射も効かないためなかなかあたりません。が、もし当たればトレーサーはリコールを使わざるを得ません。
即死はないとはいえ一発の威力は高く、もしほかの攻撃でダメージを負った状態なら一撃でキルもできるレベル。
トレーサー以外の敵にも普通に有効なので、メイン射撃が届く範囲に敵がいないときはためショットを適当にバラまいておくとよし。
特に味方のタンク越しに敵集団に向けて撃つと敵からは見えにくく、当たりやすかったり。
ただし、シンメトラ自身もトレーサーからの不意打ちを受けるとキルされるリスクがあります。
タイマンでは漫然と戦っていてもまず勝てません。どうしてもタイマンになってしまう場合は、セントリータレットとシンメトラ本体とで挟み撃ちにしてプレッシャーをかけ追い払いましょう。
セントリータレットをトレーサーの横っ腹や背後をつけるよう配置することで効率的に挟み撃ちにできます。
このとき、メイン射撃が届かないからとシンメトラ本体がトレーサーに向かってまっすぐ向かっていくと射撃を全弾受け危険な点に注意。
やはり孤立しないよう味方とフォローし合える距離を保つのが基本です。
ジャンクラット
アンチというほどではありませんが、ジャンクラットもトレーサー対策として相性が悪くありません。
ヘルスの少ないトレーサーにとって瞬間火力が高く高威力のグレネードをバラまけるジャンクラットは脅威。
トレーサーはゲンジとは違い縦の動きがかなく、基本的に横の動きのみ。
地面を転がってしばらく残るグレネードはかなりのプレッシャーになります。またトレーサーが通りそうなルートにトラバサミ設置も有効。
ただし、ジャンクラット自身もトレーサーに不意打ちされるとかなりしんどいので注意。
ジャンクラットは上半身が微妙にまるく大きい独特のシルエットのためほかのヒーローよりも距離があってもトレーサーの弾に当たりやすい弱点があります。
通常通りコンカッションマインで距離をとりましょう。
コンカッションマインにトレーサーを巻き込んでダメージも与えれればベストですが、コンカッションマインが届かなそうな微妙な距離ならジャンクラット1人で大ジャンプで接近戦を拒否。
勝てないと判断した場合は真上に大ジャンプで高台などに退避。トレーサーは縦の動きに弱いので高台にのぼれば追ってこれません。
ファラ
上空から一方的に攻撃できるファラもトレーサー対策によし。
トレーサーは射程が短いので、ファラが高度さえとっていれば反撃の心配はほぼありません。
瞬間火力も高いので、トレーサーが味方を襲ってもロケット一発で大ダメージを与えリコールに追い込むことが可能。
爆風でもある程度のダメージが入るので多少雑に撃ってもいいですが、直撃なら瀕死状態に。手負いなら一発で直撃で一発キルもありえるので射撃の精度は上げておきたいところ。
また、敵にトレーサーがいるだけでファラが安全に運用できる可能性が高まり、チームの勝利に貢献しやすくなります。
ファラが直接トレーサーの相手をせずともOK。普通に上空からの高火力ロケットで敵の後衛をキルしたりタンクを削ればよし。
もともとファラの対策ができるヒーローは限られ、特にダメージロールにそのほとんどが集中しています。
現在のオーバーウォッチはロールキューによりダメージロールは2人まで。そのうち1枠をトレーサーがおさえているため、敵のファラ対策はかなり薄くなる可能性が高め。
もう1人がファラ対策ヒーローとは限らず、またファラが活躍しているからといってヒーローを変える人とも限らない。
もちろんウィドウメイカーやアッシュなどアンチファラヒーローが出たら危険ではありますが、そうでない場合はファラが安定するので、相手をよくみていけそうなら選出して蹂躙してやりましょう。
ソンブラ
トレーサー対策としてソンブラでの待ち伏せハックも有効です。
味方集団の近くでステルス待機 → トレーサーが現れたらハックするだけ。
敵陣ど真ん中でリコールもブリンクもできない残念な子の出来上がり。
ソンブラ本来のフランカー的な立ち回りをする時間が減りますが、少なくとも敵のダメージロール1人を封じたうえで敵チームへハラスをかけられるなら十分仕事をしているといえます。
攻撃にしてもトレーサーがリスポンして戻ってくるまでには少し時間があるので問題無し。
しばらく暴れたあとはまた味方のそばで隠れて待機していればまたハックの繰り返しで心を折ってやりましょう。迷わず成仏しろよ八九寺。
なので、一度射撃しはじめたら撃ちつくすまですぐにブリンクすることはあまりありません。
もちろん上級者だとハックに反応してブリンクすることも考えられるので、視界とハック範囲のバランスがとれた位置取りでハックを開始するとよし。
ブリギッテ
シールドバッシュでスタンさせられるブリギッテもトレーサー対策としてかなり優秀。
トレーサーの動きを止めてキルチャンスを作れる点と、ブリギッテ自身が襲われてもウィップショットやバリアで味方が駆けつけるまでの時間を稼げる点で有効。
ヒーラーがトレーサーに粘着されてキルされまくっている場合は、自衛手段としてブリギッテがオススメです。
ただ、残念ながら度重なる弱体化によってブリギッテでトレーサーと正面きってのタイマンはきついです。
孤立しないように注意。トレーサー関係なく、そもそもブリギッテで孤立するような状況自体が問題ですけれど。
問題はブリギッテは回復量的に少々もの足りないため、味方の編成によっては回復が回らなくなるリスクがある点。
トレーサー自体は後述するモイラでも対処は可能なので、もし空いていればモイラもオススメです。
とはいえ、そもそもヒーラーが誰でもキルされまくっていたら回復量はゼロのまま。多少なりとも生存しやすいブリギッテに変えること自体は誰に責められることでもありません。
そもそもお前らがしっかり守ってくれないからブリギッテを出すしかないんじゃないか。
モイラ
モイラもトレーサー対策のヒーラーとして優秀です。
ブリギッテのようにトレーサーの動きを止めることはできませんが、エイムいらずのメイン射撃と攻撃用の紫玉バイオティックオーブで確実にダメージを与えることが可能。
メイン射撃を当てることでモイラ自身も多少回復しますし、ダメージレースで負けそうな場合は回復用の金玉バイオティックオーブで回復しながらメインを当てるのもあり。
そうして粘るだけで味方の援護が期待できるうえ、好きなタイミングでフェードで逃げることも可能です。
フェードはトレーサーのウルト パルスボムも無効化できる点でも優秀。
ゼニヤッタ、アナはご法度
敵トレーサーともっとも相性悪いのがゼニヤッタで、次いでアナです。
これはトレーサーに限らず、ゲンジ / ドゥームフィストらフランカーや変態ゴリラウィンストン / ハム公レッキングボールといったダイブタンクでも同様。
ゼニヤッタは自身が逃げるための移動アビリティ・相手の動きを止める退避用アビリティが全くないため、トレーサーに狙われたら脱出は不可能。
しかも空中に浮いた独特な姿勢のため距離があるとブレるため火力が出にくいトレーサーの射撃が全弾当たりやすい弱点もあります。
熟練したゼニヤッタ使いになると不和のオーブ付与 → メイン射撃 or サブ射撃 溜めショットヘッドショットを決めて自力撃退できる人もいます。が、動きが速いうえ的の小さいトレーサー相手には難易度が高く、上級者でも安定しません。
アナもゼニヤッタと同じく移動アビリティがなく生存性能が低いため、直接狙われた場合に逃げるのがかなりしんどい。
一応、敵を寝かせるスリープダーツでワンチャンスある点とバイオティックグレネード:通称ビンを足元に投げて自己回復し時間を稼げる点、またゼニヤッタほど被弾しやすくない点ではまだマシな部類ではあります。
が、スリープダーツは発生が遅い&弾速が遅いクセがあり当てづらく、トレーサー使いも警戒しているためなかなか当てるのが難しいアビリティ。かなりの練習を積まないと安定しません。
また自分の回復のためにビンを使っていてはアナの強みが大きく削がれます。スコープを覗くと視野がせまくなりトレーサーの接近に気づかない危険性も高く、やはりあまりオススメできません。
ゼニヤッタもアナも、味方集団にくっついてまわり襲われたらフォローしてもらい対処することも可能ではあります。
ただ、それではゼニヤッタとアナの持ち味である本来遠距離からでも回復でき火力も出せる立ち回りが腐ることに。
また、味方依存では生存が安定せず、味方と密着しすぎるとウルト パルスボムを放り込まれたさいに共倒れになる危険もあります。
自力で安定して撃退できる自信があるならともかく、安定して対処できるブリギッテやモイラが無難。せめてマーシー、ルシオにしてトレーサーから逃げ回った方がまだマシです。
トレーサー対策1:陣形をコンパクトに
トレーサーに限らず一番の対策はアンチを出すこと。
しかし、アンチ以外にもトレーサー対策としてできることはあります。
その1つがチーム全員で集まって陣形をコンパクトにし、互いにフォローしあえる状況を作ること。
トレーサーはリコールとブリンクによる高速移動があり、タイマンでは多くのヒーローに対して有利がとれます。
ターゲットは必ずしもヒーラーのみとは限らず、隙あらば身体の大きなタンクも遠慮なく狙ってきます。
その点ん、チーム全員で互いにフォローしあえるよう距離を詰めて固まっていればOK。
これはトレーサーだけでなく、ゲンジ / ソンブラ / ドゥームフィストらフランカー全般やウィンストン / D.Va / レッキングボールらダイブタンクの対処方法。
また、アサルトルールなど拠点を守る防衛側で攻撃側に敵トレーサーがいる場合、チョークポイントなどを捨てて拠点内や拠点に付随した高台まで下がって守るのも有効。
チョークポイントにこだわるとヒーラーが射線を避けて前線から距離をとってしまったり、無人の拠点を踏まれる空き巣によって戦線が伸びて各個撃退されるなどの被害が出やすくなるため。
有利ポジションを捨てることにはなりますが、あえての拠点ごもりは集団をコンパクトに保ち、敵フランカーやダイブタンクが得意な立ち回りを封じる効果があります。
もあります。トレーサーアンチでウルト止めには定評のあるキャスディやロードホッグでも妨害できません。
特にウルトがたまっていそうな状況ではあまりみっちりと密集しすぎず、あくまでもフォローし合えるなかでもトレーサーのウルトが複数に当たらない距離はキープしましょう。
ちなみにパルスボムはグラビトンサージと合わせられることもあるので、ザリアにも警戒が必要。
トレーサー対策2:とにかくダメージを与え、追い払う
トレーサーは奇襲 → 回復 → 奇襲を繰り返すのが基本立ち回りです。
具体的には下記。
- ターゲットの背後や側面から不意打ち
- 自身のヘルスが減るとリコールし回復
- デスする前に帰還
- ヘルス&リコールが回復したら再度突入
つまりダメージを与える=トレーサーの攻撃時間=火力を削ることにつながります。
トレーサーはリコール後すぐ逃げたりもう少し粘ったり、人によってマチマチ。
しかしいずれにしてもダメージを与えて攻撃する暇をなくすだけでもトレーサーは機能不全に。
もちろんキルできればベストですが、追い払うだけでも十分。トレーサーは射程が短すぎるためほかにできることもありません。
その点、瞬間火力が高く一発で大ダメージをあたえやすいジャンクラットやファラ、冷凍 or つららヘッドショットで死の恐怖を持つメイ、範囲なら確実にダメージが入るトールビョーンやシンメトラのタレットはトレーサー対策とし超優秀です。
もちろん、キャスディのフラバンなどで確実にキルできればいうことはありませんが。
早めにダメージを与えて追い払うことも、トレーサーに限らずほかのフランカーやダイブタンクに共通する対処方法です。
さすがに前線を支えるべきメインタンクまで動くと前線が瓦解するので全員で当たる必要はありません。
が、最低でもダメージロールのどちらかか or サブタンクは駆け付けてヒーラーとともに1秒でも早い撃退を目指すべきです。
裏取りされている味方の救出・援護に向かうときは相性にも気を配りたいところ。
オリーサがトレーサーにまとわりつかれてしんどそうだからって、助けに行くのがゼニヤッタではゼニヤッタが危ないだけ。
これはトレーサーに限らず、たとえばリーパーにD.Vaが向かってカモられたりドゥームフィストにアッシュが即死させらてはただの肉の壁です。
一応、ヒーラーがキルされずに済めば護衛としてはギリ仕事をしたともいえます。D.Vaなど機動力の高いヒーローがデスする分にはダメージが少なめ。が、やはりなるべく被害なく追い払えればいうことはありません。
もちろん一刻を争いますし、全員が全員動ける状況とは限りません。基本的に人数有利な状況のはずなので多少の相性の悪さは問題ありませんが、可能な限りすぐに行動できて相性が悪くないヒーローで対処できるよう意識したいところ。
でないと無駄に時間や人数が必要になり、正面の前線が崩れる要因になります。
まとめ:トレーサーアンチヒーローの対策
- アンチ、特にキャスディやブリギッテなど、スタンで動きを止められるヒーローでの対処がオススメ。
- 特にゼニヤッタ、アナは相性が悪いので敵にトレーサーがいたら変えた方が無難。
- 陣形をコンパクトにしてフォローしあい、トレーサーがきたらとにかくダメージを与えて追い払う。
もちろんマップやトレーサー以外の敵チームなど状況次第ではあります。
が、これでトレーサーの対策は万全。のはず。
トレーサーの時代なんぞ数シーズン前にはおわったんだとわからせてやってください。
大好きでしたよ、阿良々木ウィンストンさん。バナナいる?