軽やかに鼻歌とともに、迫りくる敵をハチの巣にする虐殺機関銃バスティオン。
特にオリーサやヒーラーの介護があるとなかなか突破できず、デスばかり積み上がり顔面まっかっかのプライマルレイジになりがちです。
しかし多くのオーバーウォッチプレイヤーを苦しめる彼バスティオンも、アンチピックを使って落ち着いて対処すれば十分対応可能です。以下バスティオン対策にオススメなアンチピックと対処方法を挙げています。
さぁ、時代遅れのブリキ野郎を打ち倒し、20年越しのオムニッククライシスに終止符を打ってやりましょう。
バスティオン対策の三原則
ほかの敵にも守られるバスティオンをキルするのは簡単な話では終わりません。
とはいえセオリーを通せばそこまで難しくもありません。下記がバスティオン対策の三原則。
- 味方と連携・協力しフォーカスをあわせて攻める
- バスティオンのウルトはキルチャンス
- バスティオンに有効なウルト、アビリティを持つアンチヒーローで対抗
知っておきたい小ネタ
バスティオン攻略において知っておきたい小ネタが2つ。ダメージカットとヘッドショット判定です。
タレット状態のセントリーモード・ウルト発動中のタンクモードのバスティオンは20%のダメージカットが入り、耐久力が上がります。通常の数値でダメージを計算するとキルしきれないので注意。
また、タレット状態では変形によって頭が隠れるかわりに、背面に出現する光るコアにヘッドショット判定があります。正面からは狙えませんが、背後に回ることで大ダメージを与えやすくなります。
味方と連携・協力して同時に攻める
対バスティオン戦では味方との連携・協力・フォーカスが必須です。
バスティオン自身の火力は脅威的ですが、一度に1人しか狙えない弱点があります。各種アビリティを駆使してバスティオンの攻撃を受けている間に、火力を集めて一気にキルするのがセオリー。
タレット化したバスティオンに単独で勝つのは実質不可能です。オーバーウォッチトップクラスをほこるタレットの火力にタイマンで勝てるわけがなく、実戦ではさらに敵の護衛もつきます。
野良チームでは連携をとるのは難しいかもしれませんが、最低でも攻撃タイミングぐらいは合わせましょう。
攻撃ウルト、特に即死系のウルトなら1人でなんとかできそうと思いがちですが、残念ながらバスティオンがウルトから逃げづらいことは誰でもわかっていること。すでに対策が確立されています。
たとえばバティストのイモータリティフィールドでキルそのものを阻止されたり、マーシーに蘇生されてたら終わり。その点、こちらも味方と協力すればイモータリティフィールドを壊したり、蘇生中のマーシーをカットするなど対応が可能。
どう考えても複数の方が成功率は高いので、味方との足並みを揃えましょう。
バスティオンのウルトはキルチャンス
タンクモードはバスティオンが戦車型に変形し、弾速が速く高威力のランチャーを撃てる時間制のウルトです。
即死もあり危険ですが、同時にウルト使用中のバスティオンはキルするチャンスでもあります。下記がその要因。
- 友軍タンクとしてはタレット射撃よりウルトの砲撃の方が耐えやすい
- タンクモードは連射がきかないのでエイムミスを期待できる
- ウルトを使った敵バスティオンが調子にのって有利ポジションを離れてくれる
- ウルト開始と終了時に変形の硬直がある
ガトリングタレットの嵐でバリアやヘルスを削るセントリーモードに対し、ウルト タンクモードは連射がききません。エイムミスで外してくれる可能性もあり、ヘルスが多く砲撃で即死しないタンクにとってはむしろ安全とすらいえます。
しかもタンクモードでは移動も可能なので、調子に乗って有利ポジションを離れて出てきてくれることも。バスティオンはウルト開始時と終了時の変形に硬直があるので、その無防備な時間をつくことで一気にキルまで持ち込むことが可能です。
ただし、ヘルスの少ない非タンクはウルト タンクモードの砲撃を受けると即死するので注意。非タンクに関していえば身体が小さい分射撃を被弾しにくく、ある程度距離さえあればタンクモードよりタレットの方がまだ安全です。タンクとは逆。
かといってキルチャンスを逃がすのももったいないので、味方タンクが砲撃を受けてくれるならうまく盾にしつつ、ともにバスティオンのキルを狙いたいところ。味方タンクが盾にならない場合は素直に逃げ、ウルト終了後のスキを狙うのもあり。
アンチバスティオンなアビリティ・ウルトで対抗
つづいてバスティオンに有効なアンチヒーローを解説。
- ソンブラ
- D.Va
- トレーサー
- シグマ
- ファラ、エコー
- ハンゾー
- ジャンクラット
- ゲンジ
- メイ
- アナ
- ロードホッグ
- ウィドウメイカー
味方どうしで協力し合うことは大前提ではありますが、これらのヒーローを使えばより楽にバスティオンをキルし、突破することができます。
実際のところ、バスティオンにはウィンストン vs ゲンジのように「 このヒーローなら間違いなく勝てる 」といえるほど相性のいいアンチヒーローはいません。
オーバーウォッチ中最高クラスの火力をもつセントリーモードに、低火力と思われがちな偵察モードでもソルジャー76並の火力。さらに自己回復もできる。まともに撃ちあってはまず勝てません。
ここで挙げるアンチヒーローらもあくまでも「 対バスティオンに有効なアビリティやウルトを持ち、立ち回り次第で勝てる 」ヒーローがほとんど。出せばいいわけではなく、勝てる状況に落とし込んでいくことを意識することが重要です。
ソンブラ
- ハックアビリティ、ウルト EMPでバスティオンのセントリーモードを強制解除
- 自己修復も封印可能
- バスティオン以外にも護衛役のバリアを封じるなど敵チーム全体を妨害可能
ソンブラは通常アビリティ ハック&ウルト EMPでバスティオンのセントリーモードを強制解除し、自己修復も封印可能。
さらに、ハック・EMPはバスティオンだけでなくバスティオンを守るオリーサ、ラインハルトなど盾持ちやヒーラーの無力化にも役立ちます。
ただし、ハックにせよEMPにせよ最終的にキルがとれなければ無意味。ソンブラは瞬間火力がないため、うまくEMPを当てても単独でのキルは無理。
やはり味方との協力が必要不可欠です。逆に、EMPをD.Vaの自爆に合わせるなど連携がとれれば簡単にバスティオンごと敵チームを葬ることが可能です。
ハックやEMPは敵のアビリティを封じ、バスティオンにいたってはタレットを強制解除できる強アビリティですが、ダメージ自体はありません。ハッキング状態にしたあと直接攻撃してキルをとる必要があります。なのに味方がいない状況で使うのは論外。いくらEMPが決まっていても複数の敵に囲まれた状況でソンブラ単体ではどうにもなりません。
EMPを当てるのはもちろん、味方と協力して敵をキルするまでがソンブラのお仕事です。味方と協力して攻撃できるよう、足並みをそろえください。
また、EMP発動と同時にソンブラ自身がキルされないよう注意してください。腐ってもダメージロール、ソンブラ自身の射撃も貴重な火力源です。必然的に敵との距離も近いので、EMPを使用したあとは味方とともに敵の掃討戦に参加したいところ。
EMPは発動時に光学迷彩アビリティによるステルスが解除され、硬直があるため素直に使うとキルされがち。
しかし、高台から飛び降りながら発動すれば落下によって棒立ちを避けられ、キルされるリスクが大きく減らすことができます。手ごろな高台がない場合はテレポーターを敵頭上へ投げて飛んで落ちながら使うとよし。間違っても敵のど真ん中で棒立ちにならないよう注意。
D.Va
- ディフェンスマトリックスで一時的にバスティオンの攻撃を完全無効化可能
- 高い機動力により敵バリアや前線を無視してバスティオンに接近できる
- ウルト 自爆でほぼ確実にバスティオンをキルできる
オーバーウォッチ一番の美少女、D.Vaもバスティオン対策として非常に優秀。
高い機動力でバスティオンに接近しやすく、ディフェンスマトリックスで確実に2秒間バスティオンの射撃を無効化しながらミサイルで一方的に攻撃可能。さらにオーバーウォッチ全ヒーロー中最大値のヘルスを持ち、メックがはがれても緊急脱出により戦闘を継続できます。
まずD.Vaが先鋒として突っ込んでバスティオンを釘付けにし、後続の味方がバスティオンの脅威から守り、キルするチャンスを作り出します。たった数秒の隙でも、D.Vaも含め複数で取り囲めば一気に突破可能です。
ディフェンスマトリックスはバスティオンのセントリーモードでのタレット射撃だけでなく、ウルト タンクモードの砲撃も消すことができ非常に有用。
対バスティオンにおいて、D.Vaの基本役割は囮+火力補助。
高い機動力でバスティオンに急接近し密着。巨体で視界をふさぎ、ディフェンスマトリックスとメックで弾を受けつつミサイルとメイン射撃で攻撃。
バスティオンの周囲をぐるぐる回りながら攻撃するのもありですが、D.Vaが巨体すぎるため普通にエイムが追い付かれますし、バスティオン以外からの攻撃もあります。
ぐるぐる回る意味がなさそうなら、味方からみて敵バスティオンをはさんで反対側をに位置取るのがオススメ。味方が背面にある弱点のコアを撃ちやすくなるうえ、D.Vaがやられてもバスティオンが味方にエイムするまでの時間的余裕ができます。
D.Vaは通常火力が低いため、ウルト以外ではバスティオンの単独キルは絶対無理。単独ではディフェンスマトリックスが切れると同時に瞬殺されるだけなので、必ず味方が合わせて突入してくれるタイミングで突撃しましょう。
また、ウルト 自爆はタレット時に身動きのとれないバスティオンにとって脅威ではありますが、バティストのイモータリティフィールドや各種バリアなどで敵護衛によって防がれる可能性はあります。
先にリスク排除した状態で確実に決められるよう、先にイモータリティフィールドを使わせたりバリアを割っておくなど工夫が必要です。
ソンブラのウルト EMPと合わせるとより確実。
トレーサー
- 素早い動きで敵バスティオンを翻弄したり、背面のコアを攻撃可能
- ウルト パルスボムで即死させられる
- バスティオンと相性のいいラインハルト、オリーサ、マーシーらに対しても有利
総ヘルスは低いながら動きが素早く的が小さいトレーサーはバスティオンにとって厄介なアンチヒーローの1人。
ブリンクをうまく使ってバスティオンに接近し、背中のコアを不意打ち。気づかれてからはブリンクとリコールをうまく使って射撃を避けつつ攻撃し、ハラスをかけます。
トレーサーのメイン射撃の火力では単独キルは無理ですが、ウルト パルスボムならほぼ確実にバスティオンを即死させることも可能。
バスティオンの護衛として敵が選びがちなオリーサ、ラインハルト、マーシーなどとも相性がいい点でもオススメ。
トレーサーが側面・背後から攻撃しバスティオンや護衛役の敵ヒーローの注意を集めることで味方への攻撃が減り、接近&キルのチャンスが生まれます。
一度の突入でなるべく長くいやらしく立ち回り、トレーサーの存在を意識させ味方がバスティオンに接近できるスキを作りたいところ。
ただし、いかに機動力が高いトレーサーとはいえキルされてしまうと戦線復帰までの時間が無駄になります。危なくなったらアビリティをうまく使って離脱し、回復してまた再突入をはかるのが定石です。
パルスボムなどでうまいことバスティオンをキルできた! と思っても、敵バティストのイモータリティフィールドでキルを阻止されたり、マーシーに蘇生されるなど妨害されることも。うまくプレッシャーをかけてイモータリティフィールドを使わせたり、マーシーがバスティオンの蘇生にきたところをキルするなど立ち回りに工夫が必要になります。パルスボムをつければ安心ではない点に注意。
シグマ
- 強制タレット的にできるアクリーションが便利
- バスティオンの射撃を無効化できるキネティック・グラスプ&バリア持ち
- ウルトで強制持ち上げ&50%ダメージ
短時間とはいえバスティオンの射撃を無効化できるバリアとキネティック・グラスプを持ち、さらにアクリーションを当てればタレット化を強制的に解除することも可能。
ウルトは総ヘルスの50%ダメージと心許ないところではありますが、一度宙に持ち上げるのでシグマ自身の追い打ちや味方の射撃でキルをとりやすくなります。
ただし、シグマはD.Vaのような機動力がないため接近するまでが大変。オーバーウォッチ随一の巨体もあってバスティオンの射撃を受けると溶けるようにキルされます。
ほかの味方がうまく注意をそらしている間に接近するか、難しいようならD.Vaに変えた方が無難。
ウルトを当てても、バスティオンはタレットのままで浮き上がり、そのまま射撃可能です。身体の大きなシグマは的になるので、ウルト中浮けるからといって下手に浮かないよう注意。
事前にバスティオンからの射線を切るようバリアを張っておくのも大事です。
ファラ、エコー
- ファラ、エコーなら空中遠距離から一方的に射撃可能
- 敵のバリアに阻まれる場合でも機動力を活かし背後に回って攻撃できる
- 瞬間的な火力も高く、うまく不意打ちできれば単独で一気にキルできることも
空中戦が展開できるファラとエコーもバスティオン対策として有効。
ファラもエコーもメイン射撃に距離減衰がなく、遠距離までまっすぐ届く性質。動けないタレットバスティオンを有効射程外から一方的に攻撃可能です。
敵タンクのバリアに阻まれる場合は、機動力を活かして裏取りし、後方や側面からの不意打ちもあり。ファラもエコーも瞬間火力が高く、うまく立ち回れば単独でバスティオンのキルまで期待できます。
とはいえ、やはり味方とタイミングを合わせた方が確実。
ファラ、エコーのウルトも対バスティオン戦で有効に使えます。ファラは気づかれずに接近できれば不意打ちバレッジでバスティオンを一気にキル可能。
エコーは敵のタンクをコピーし、耐久値にものを言わせて囮を買って出ることで味方によるバスティオンキルを演出できます。キルにつながらずともウルトまで使って敵のアビリティやウルトを引き出せれば御の字。
コピー状態ならヘルスが0になってもデスせずエコーに戻り引き続き戦闘可能。リスクも低いので積極的に囮役を買ってでましょう。
ファラとエコーがバスティオン対策として有効な一方で、ファラとエコーにとって対空戦のできるバスティオンは危険な相手です。
遠距離ならセントリーモードのタレット射撃はさして被弾しないとはいえ、偵察モードの射撃なら遠距離レンジでも十分にキルされるリスクがあります。下手にバスティオンの意識をひき、射程内に入らないよう注意が必要です。
ハンゾー
- 高い機動力で後方や高台などから一方的に攻撃可能
- 狙撃で敵ヒーラーを狩るなど、外堀を埋めつつバスティオン攻略に向かえる
- ウルト 龍撃波によりバスティオンのセントリーモードを解除させ、移動させられる
高い機動力をほこる中距離スナイパー ハンゾーもバスティオン対策として有効なヒーローの1人。
敵にバリアがあっても関係ない側方や後方の高台をとり、一方的にバスティオンを射撃します。敵の注意が向いたら一旦隠れてやり過ごしつつ、またほかの味方に注意が向いたら攻撃、を繰り返しチクチクとハラスをかけてやります。
タレットバスティオンの弱点である背面コアへのヘッドショットや電光石火で単独キルできればベスト。
敵のヒーラーなどもついていればさすがに単独でキルできるほど甘くはありませんが、バスティオンに自己修復させ射撃を途絶えさせたり注意をひくだけでもある程度味方は動きやすくなります。
ハンゾーのウルト 龍撃波は弾速が非常に遅く、単独で使ってもそう簡単にはキルがとれません。が、攻撃範囲が広いため、龍撃波を撃った時点で敵バスティオンはセントリーモードを解除し移動せざるをえません。
壁越しの不意打ちなどでキルを狙いつつも、当たらずとも敵の陣形を大きく崩せる向きで撃つとよし。ドラゴンが敵の足場と視界を奪って混乱しているスキに、バスティオンや敵ヒーラーを狙撃キルできれば上出来です。
ただし、対バスティオン戦でハンゾーを起用する場合、高台などを占拠し一方的に狙撃する運用が前提です。
敵チームに先に高台をおさえられたり、バスティオンにプレッシャーをかけるために適した高台がない場合、ハンゾーは機能しません。バリア割りにも参加できないハンゾーはむしろ足手まとい。機能不全と感じたら早めにほかのヒーローをピックすることをおすすめします。
ジャンクラット
- ウルト RIPタイヤでバスティオンを確殺できる
- グレネードの跳弾や曲射により安全圏から攻撃が可能
- 高い瞬間火力で敵タンクのバリアを壊しやすく、ヒーラーなどの事故死を期待できる
高火力かつトリッキーな射撃とウルトを持つジャンクラットもバスティオンのアンチとして活躍できるポテンシャルのあるヒーロー。
特にテンプルオブアヌビスのように入り組んだマップで有利で、メイン射撃を高台から撃ち下ろしたり壁越しに跳弾させるなど、バスティオンの射線外から一方的に攻撃可能。
めくら撃ちなので不確実ではありますが、敵陣に向かって適当にバラまくだけでグレネードの高い瞬間火力でバスティオンを守るバリアを割りやすく、敵ヒーラーやDPSなど後衛の事故死も期待できちゃいます。
コンカッション・マインを使った大ジャンプで一気に接近、バスティオンへの密着からのデスで置き土産のトータル・メイヘムで無理矢理キルすることも可能。ただし、敵の方がリスポンポイントが近いなど、状況によってはいちいち交換が不利な場合も多いので注意。
ウルト RIPタイヤもかなり優秀で、ほぼ確実にバスティオンほか護衛の敵をキルすることができます。
ただし、RIPタイヤは敵の攻撃により破壊されるリスクがあります。高火力なタレットバスティオンのみならず、ラインハルトのファイアストライクやシンメトラのチャージショットなど、壊されるリスクが高い攻撃をもつ敵に注意。
ジャンプや壁登りができる点を利用してうまく敵の射線を避けて不意打ちで見舞ってやりましょう。
ジャンクラットは上半身がまるくふくらんだ独特なシルエットでバスティオンのタレット射撃をフルで受けやすい弱点があります。
それでいてある程度敵側に接近する必要があるため、マップや敵バスティオンの位置など状況によってはまったく刺さりません。その場合は無理せずうまく敵タンクに攻撃をあててウルトをためるかほかのヒーローを選んだ方が無難です。
ゲンジ
- 敵の攻撃を跳ね返す木の葉返しが対バスティオンで有効
- バスティオンの護衛として出がちなバリア持ちタンクに有利
- ウルト 龍神剣は強力だが、バスティオンにキルされるリスクが高いので注意
オーバーウォッチのリリース当初からアンチバスティオンとして使われたのがゲンジ。やることは簡単で、タレットで撃ちまくって気持ちよくなっているバスティオンの射撃を跳ね返してキルするだけ。
バスティオンのタンクモードの射撃も跳ね返すことができ、ウルトを使われても安全を確保しつつキルを狙えます。
トレーサーと同じく、バスティオンの護衛として出やすいオリーサやラインハルトに対しても相性がいい点でもバスティオン対策にオススメな1人です。
ゲンジの木の葉返しはバスティオン対策としてかなり有効ではありますが、あまりに順当で読まれやすいムーブでもあります。
バスティオンがよほど初心者でもない限り、木の葉返しをしても射撃を中断され失敗することがほとんど。また、バスティオンの前に設置されたバリアで受けられては意味がありません。
木の葉返しでバスティオンをキルしたい場合、全くの不意打ちで射撃中のタレットバスティオンの目の前に降り立って木の葉返しをするなど工夫が必要です。
ゲンジの龍神剣は強力なウルトですが、リーチが短く敵に接近する必要があります。別段ゲンジ自身が無敵になるわけでもないので、バスティオンの射撃を受けると一瞬で溶けてキルされます。
が、実は龍神剣発動中も木の葉返しは可能。うまく接近して龍神剣を発動 → ゲンジ自身を囮に敵バスティオンや護衛の射撃を誘発させ、木の葉返しでキルする手もあります。
もしくは最初からバスティオンは無視し、耐久性の低い敵ヒーラーやダメージロールらをキルし、外堀を埋めるのもあり。いずれにせよ、ゲンジ自身がデスするとキルがとれても人数有利にならず残った味方が苦戦することになるので、可能な限りゲンジ自身も生存できるよう注意したいところ。
メイ
- アイスウォールが目隠し兼盾として使ったり、バスティオンだけを上に持ち上げるなどかなり有効
- メイ自身もバスティオンへの囮・キル要員として優秀
- ウルト ブリザードでほぼ確実にバスティオンを凍らせられる
メイのアイスウォール、ウルト ブリザードも対バスティオン戦で非常に有効です。アイスウォールでバスティオンの視界と射線をふさぎ、無理矢理接近することが可能です。
メイ単独でバスティオンを凍らせたりキルするのは無理にしても、タレットを強制解除できるシグマやロードホッグをバスティオンに接近させられるだけでも十分なアシスト。メイ本人も接近さえできれば囮としてもヘルスを削るアタッカーとしても有効に働きます。
さすがのアイスウォールでも、タレットバスティオンの火力をもろに受けるとすぐに穴があきます。ただバスティオンに対して横に展開するのではなく、少し斜めに展開するとひとつぐらい穴が開いても十分身を隠す盾として使えます。
また、アイスウォールでバスティオンを持ち上げて敵バリアの外に出す使い方も可能。あとは持ち上げられ無防備になったバスティオンをチーム全員で狙撃して一気にキルすればOK。
(例:アイスウォールでバスティオンを持ち上げる → メイ自身のつららとソルジャー76のヘリックスロケット&メイン射撃を叩きこむ)
賢いバスティオンなら持ち上げられた時点でセントリーモードを解除しアイスウォールから飛びおりますが、裏側に落ちた場合はアイスウォールを盾として接近できますし、手前に落ちた場合でも二度の変形時間を押し付けることで一時的にタレットの高火力が無効化できます。
いずれにせよ味方全体が接近しやすくなるので、この好機を活かしましょう。
アナ
- スリープダーツでバスティオンを無力化できる
- 回復阻害グレネードでバスティオンの回復を封じられる
- 味方を瞬時回復&強化できるウルト ナノブーストで強引に突入し、切り崩せる
ヒーラーでありながらスナイパー、スナイパーでありながらヒーラーのアナもバスティオン対策として有効な特性をもっています。
スリープダーツでバスティオンを寝かせ、一時的に完全無力化させることが可能。チーム全体で一気になだれ込むチャンスができます。スリープダーツ自体はどこまでもまっすぐ飛ぶので、射線さえ通れば動けないバスティオンに当てるのは超簡単です。
また、敵の回復阻害効果を持つバイオティックグレネードをバスティオンに当て回復不能状態にすることで耐久性能を下げ、キルに寄与できます。
特に接近してから強みを発揮できる味方がいる場合、ナノブーストもアンチバスティオンのウルトととして活用できます。
例えばラインハルトのチャージでは一定距離以上あるとたどり着く前にバスティオンにキルされて終わりですが、ダッシュ中に瞬時回復+ダメージカット効果を持つナノブーストをつけることで計算を狂わせ、無理矢理突入してのキルが狙えます。
うまく連携がとれればナノブースト特攻で一気に切り崩すことも可能なので、アナを使う場合はこちらも積極的に活用したいところ。
問題はスリープダーツやバイオティックグレネード、通称阻害ビンを当てられる位置取り。アナ自身はスナイパーとして中距離~遠距離戦が得意なうえ、移動アビリティがないため立ち回りがなかなか大変です。
味方を回復してあげつつうまく盾にして、少しでも短時間でバスティオンにスリープダーツや阻害ビンを当てられるポジションまで移動できるかがアナのバスティオン攻略の鍵です。
ロードホッグ
- バスティオンのタレットを強制解除できるフックが超有効
- ただし、うまく接近できないとただのデスマーチに陥って地獄
フックでタレットを強制解除し、目前まで引き寄せられるロードホッグもバスティオンのアンチとして超優秀。
タレットを解除させたうえで射撃&パンチでダメージも与えられ、しかもロードホッグの眼前ではも再度タレット化も間に合わない。
あと一歩でバスティオンのキルというところまで追い込めます。
ロードホッグでの対バスティオン戦ではいかに射線をさけてフックを当てられるかが最大のポイント。足も遅く身体の大きいロードホッグは敵バスティオンにとってはいい的です。
マップの障害物や回り道をうまく利用し、フックを当てて一気にキルまで持ち込めないと勝機はありません。
もちろん、囮になってくれたり接近の手助けをしてくれる味方がいればいうことなし。
うまくフックを当てられる距離まで接近したり、実際バスティオンにフックを当てても、敵護衛の妨害によりうまくキルできないことは多々あります。
フックを当てれば勝ちではなく、フックを当てたところがバスティオン切り崩しのスタート。バスティオンのキルには味方の協力も欠かせません。単独では袋叩きにあって敵にウルトゲージを献上するだけなので、味方の動きもよくみて使いましょう。
ウィドウメイカー
- タレットバスティオンの射程外から狙撃可能
- 敵ヒーラーなどを先にキルし外堀を埋めることも可能
- ただし、特にバスティオンがバリアで守られている場合は正面突破は無理
バスティオンの射程外から狙撃できるウィドウメイカーも対バスティオン戦で有効。安全圏からバスティオンにダメージを与えたり、敵ヒーラーなどを先にキルして外堀から埋める戦略をとれます。
ただし、敵のバリアがあると射線が通らないうえ、動けないバスティオン以外も狙撃でキルできるエイム能力が必要。
もともとが上級者向けヒーローでオーバーウォッチのルール上勝利に寄与しにくいため、初心者にはあまりオススメできません。
まとめ:バスティオン対策の三原則とアンチピック一覧
誰でどのように当たるにせ、味方と協力してあたるのがバスティオン対策の大原則です。繰り返しますが、正面きってではタイマンでもきびしいし、敵の護衛がいればなお無理です。
大抵の場合、バスティオンがいる編成では相手はバスティオンを中心に陣形を築き、バスティオンのために各種アビリティを使ってきます。
その分突破は大変ですが、バスティオンさえキルできてしまえばあとはもろく、あっという間に制圧できます。
全員で核となるバスティオンをキルしたり、回復を供給するメインヒーラーをキルして一角を崩すなど工夫し、時代遅れのブリキ野郎をスクラップにしちゃってください。