ゼニヤッタの使い方と立ち回り【虹彩を感じろ】

ゼニヤッタの使い方と立ち回り【虹彩を感じろ】

肉弾戦が得意で最前線に立つブリギッテ、味方束ねて集団を率いるルシオ。

そして一歩引いたところで敵に容赦ない砲火を浴びせつつ、味方にはキンタマで癒しをもたらせるオムニック僧ゼニヤッタ

ブリギッテとは違って接近戦は苦手なうえルシオのような機動力もないため単独での生存が難しく、メイン武器にはちょっとクセがある。

数メートルの位置取りの差で生死を問われ、ウルトを使うタイミングひとつで負けが決まることもあるシビアさ。

ゼニヤッタは扱いが難しい上級者向けヒーローです。

しかし使い方をと立ち回りの基礎さえわかってしまえば味方にとってこんなに心強い援護はなく、ゼニヤッタ自身もゲームの行方を左右するゲームメーカーとして活躍することも可能です。特に火力主体のチーム編成にしたいときにはオススメピックなサブヒーラーです。

メイン武器の威力と不和のオーブによる火力が魅力

オーバーウォッチのサブヒーラーゼニヤッタ

ゼニヤッタはアタッカーとしても活躍できる火力を持つ。

ゼニヤッタの最大の特徴はヒーラーでありながら火力も出せること。ゼニヤッタのメイン武器である破滅のオーブは一つ一つの威力が高いうえ、瞬間火力の高いチャージショットをサブ射撃に持ちます。

射撃はメイン武器もサブ射撃も即弾着ではなく中途半端に遅い弾速。若干クセがあり、慣れが必要です。

しかし距離減衰がなくどんなに連射してもまっすぐ飛ぶ精度の高さがあり、弾が大きい分ヘッドショットになりやすい特徴もあるります。

安定して当てられるようになれば超強いので、ヘッドライン(敵の頭の高さ)に合わせた偏差撃ちの練習をしておきましょう。

威力が高い割りに弾数も多いので直接キルはもちろんラインハルトやオリーサの盾割りにも役立ちます。回復用の調和のオーブを味方につけかえる合間には積極的に攻撃に参加したいところ。

また、ゼニヤッタの不和のオーブは付与された敵の被ダメージが増える強アビリティ。特に味方とのフォーカス(火力の集中)を意識して不和のオーブを付与&ゼニヤッタも射撃すると超強力。ヒーラーでありながら直接キルも狙えるし、チーム全体の実質的な火力を増強させることもできます。

メイン武器とサブ射撃チャージショットの使い分け

サブ射撃のチャージショットは瞬間火力があり、不和のオーブと組み合わせてあっという間のキルを狙うことができる強力な攻撃です。

が、ゼニヤッタに慣れるまで多用はせず、基本的には敵と会敵するとわかっているときの初弾か、角待ちで確実に当てられるときのみの使用に限定することをオススメします。

実際チャージショットは敵からも溜めていることが見てわかるため、慣れた人ならタイミングを見てよけたり、ハルトのバリアやD.Vaのディフェンスなどで防がれることがほとんど。しかも溜めている間のゼニヤッタは牽制射撃もできないため、確実に当てられなければ接近を許してしまい致命的です。

また、チャージ中は回復である調和のオーブ / 不和のオーブの付け替えもできないデメリットもあります。不和のオーブをつけてメイン武器を使えば取れたはずのキルを逃す場面を、初心者ゼニヤッタのプレイでよく見受けられます。

さらにはキルばかり狙ってチャージに夢中になっていると回復も供給できず味方に迷惑をかけ、勝てる試合を落とす結果になりかねません。

チャージショットを当てる自信があるならメイン射撃をポンポン当てることだってできるはずです。明確にチャージショットを撃つ意義があると判断がつくまでは、普通に弾をヘッドラインにばら撒いて牽制しつつヘッドショットを狙ったほうが確実です。

打たれ弱く、逃げづらい弱点に注意

ゼニヤッタのヘルスは通常体力50+150バリア(青ゲージ枠)。非タンクヒーローとしては標準的な200です。

しかしゼニヤッタは空中であぐらをかいた体勢のためにヒットボックス(※)が大きく、ヘルスの数値以上に打たれ弱い弱点があります。

(※ヒットボックス=キャラの当たり判定)

たとえば人型のヒーローの場合は縦に細長いためリーパーやD.Vaのショットガン、トレーサーのサブマシンガンなど集弾率の低い武器はある程度弾が外れ、ダメージが軽減されます。

しかしゼニヤッタは左右にもヒットボックスがあるためぶれた弾も当たりやすく、うまいトレーサーならリロードなしのワンマガジンでゼニヤッタをキルできます。

しかもゼニヤッタには自身の移動や敵を足止めに使えるアビリティが一切ないため、裏取りやダイブによる粘着を受けた場合まず逃げ切ることができません。

生存性能に関しては低めで、やられないためにはよりシビアな立ち回りが必要です。

ちなみに、ゼニヤッタにはヒットボックスが大きい代わりに浮いているため足音がしないささやかな恩寵があります。裏取り向きでないゼニヤッタにはあまり意味のないメリットですが……

ゼニヤッタの立ち回り方

火力担当もできるサブヒーラーゼニヤッタ

生存性能の低いゼニヤッタは味方から離れすぎないよう注意。

以上の特徴を踏まえ、ゼニヤッタは基本的に味方集団のすぐ後ろ、もしくはある程度前線や敵から距離を置いた後方が基本位置になります。

不和も調和のオーブも対象がゼニヤッタの視界にある限りは外れません。一応距離制限はありますが、オーバーウォッチのマップ構成上あまりなく、またそのレベルの距離であればあまり考慮しなくても大丈夫でしょう。

また、ゼニヤッタの強みは連射してもまっすぐ飛ぶ+距離減衰のないメイン射撃と不和により遠距離からでも一方的に攻撃できること。

ある程度引いた場所で視野を広く持ち、フォーカス(火力の集中)を意識して味方が攻撃している敵に不和のオーブ&メイン射撃を投げつけてやるのが基本です。

味方からいえば、ゼニヤッタが不和のオーブをつけてくれればそちらを狙いたく心理もあります。攻撃すると優先順位のつけ方がうまくなると、不和のオーブで「 こいつを狙え 」と指令を出すゲームメーカーのような存在にもなれます。

メイン射撃は距離減衰がない点と高い精度を活かすため、敵と対峙するときはできるだけ距離をとって撃ちあうと多少は有利になります。

ただし、ウィドウ、アッシュ、キャスディ(旧マクリー)など中距離~遠距離でも当ててくる敵がいる場合は味方を肉の壁にしてでも射線が通る場所は避けましょう。

実際に味方の集団に紛れ込むか距離を置いて後方に控えるかは、敵味方のピック状況によりどれほどゼニヤッタがキルされるリスクがあるかによります。

ゼニヤッタは直接ゼニヤッタを狙った敵によって接近戦に持ち込まれると非常に苦しいのは先述の通り。

ほかのヒーラーと違い、逃げる / 距離を置く / 足止めなどのアビリティがないため、タイマンに持ち込まれたら不和のオーブをつけてヘッドショットを当てて撃ち勝つしかありません。対応できるよう接近戦時のエイム練習もしておきたいところ。

そういう意味では、ほかのヒーラー以上に襲われても味方に助けてもらえるよう離れすぎない距離感と立ち回りが大事です。

しかしトレーサーやゲンジなどフランカーは動きが早いため確実に当てるには難易度が高く、リーパーやキャスディに接近・先制されたら反撃の間もありません。ウィンストンやD.Vaなどダイブ系タンクが飛んで来たら体力の多さで押し切られることでしょう。基本的には接近されたら不利です。

曲がり角と不和のオーブを活用

壁をうまく使うことで身体を隠し、ゼニヤッタの弱点をカバー

曲がり角はゼニヤッタの生命線。

ゼニヤッタ射程が長い&チャージショットによる瞬間火力もある反面、ヒットボックスが大きくやられやすいゼニヤッタにとって曲がり角は生命線です。

敵が遠距離の場合、画像のように曲がり角で視界の半分を覆うよう位置取り、ゼニヤッタ自身の半身を隠しつつ射撃しましょう。ヒットボックスの大きさをカバーできます。前線から間合いを取りたいためにラインハルトのバリアに入れないときなどに活用しましょう。

また、曲がり角はうまく利用すれば敵に追われて接近戦になったとき、味方がいなくても撃退できちゃうことも。

敵に接近された場合は不和のオーブをつけて射撃しつつ曲がり角を曲がり、下がりながらチャージショットを溜めて待ちます。

で、敵が角を出てきたら顔面めがけてチャージショットで逆襲。ここまでに一発でも当ててあれば、200族ならチャージショットヘッドショットでまず沈みます。もし生き残っても、追撃でキルしてやりましょう。相手の体力が多く残っていて不和のオーブが外れている場合はつけ直すことも忘れずに。

ゼニヤッタの不和のオーブなら壁越しでも敵の位置がわかる

不和のオーブは壁越しでも敵の位置や動きがわかる。

角待ちのチャージショットはタイミングがシビアですし、敵がまっすぐ追ってこずに別の道に回り込んでくる可能性もあります。でも大丈夫、虹彩とともにあれば敵の位置くらいわかるはずです。

虹彩もフォースにともにない不信心ものでニュータイプでもない方は、不和のオーブの表示を活用しましょう。

不和のオーブは敵にマークがつき壁越しでも敵の位置が分かる効果があり、ウォールハックとして使えます。

一応付与した相手が視界が切れてからしばらくすると外れますが、そもそも追ってくるのか別方向に向かうかの判断材料には十分で、角から出てくるタイミングもある程度つかめます。せっかくのウォールハック効果を無駄にしないよう、よくよく見ておきましょう。

敵にファラがいたら優先的に不和のオーブを

不和のオーブはフォーカス、つまり味方との火力の集中を意識し、味方が狙っている敵につけるのが基本です。体力の少ない敵なら一瞬でキルできるし、体力の多い敵でも一気に削りきり数的有利を作ります。

しかし、敵にファラがいる場合は優先的に不和のオーブをつけ、余裕があればゼニヤッタ自身も攻撃をしかけましょう。

即弾着でないため上空で距離があると当てにくく、ゼニヤッタ単独でのキルは難しいです。が、たとえファラを攻撃しやすいソルジャー76やキャスディでも、ファラを単独でキルしきるのはなかなか難しいことが多々あります。

そこに不和とゼニヤッタのメイン射撃も加わるとキルできる可能性がぐっと高まります。キルしきれずともダメージを受けたファラは一旦退くため、かなり行動を制限することができます。退かないアホなファラならそのままキルしてやればよろし。

前線の頭越しに高火力ロケットを放り込んでくるファラはゼニヤッタにとってもかなり厄介な敵なので、積極的に狙っていきましょう。

調和のオーブによる回復はフォローを意識して

ゼニヤッタの調和のオーブで回復するトレーサー

攻撃も回復も、「 両方 」やらなくっちゃあならないってのが「 ゼニヤッタ 」のつらいところだな。

攻撃に夢中になって忘れがちですが、ヒーラーとしてゼニヤッタも味方ヒーローを回復することを忘れてはいけません。いかに火力の高いゼニヤッタでもキルされた味方の数的不利はカバーしきれません。

基本的に調和のオーブを休ませていいのは全員の体力が満タンのときだけ。体力の減った状態の味方を放っておかないよう、常に最大限回復を続けておきましょう。ゼニヤッタもモイラ同様、攻撃に回復にとかなり忙しいです。そりゃあつらいわブチャラティ。

調和のオーブは単体回復なうえに回復速度も遅めで、フル稼働しても大きな回復量は稼げません。しかし、視界に入りさえすればつけられ、視界から外れない限り自動で回復してくれる簡単で手軽な点を活かしたいところ。

基本的に全体的な回復は別のヒーラーに任せ、ゼニヤッタはフォローする形で回復をつけましょう。

  • 友軍のヒーラーを優先的に回復
  • MAXヘルス値の少ない味方ヒーローも積極的に
  • ほかのヒーラーが回復しにくいファラ
  • ゲンジやトレーサーなど、動きが早く最前線や敵陣深くに切り込むため回復しにくいヒーロー

具体的にはこれらを意識しましょう。

1点目、まず第一に友軍ヒーラーを優先的に回復し、キルされるリスクを最大限減らします。

火力が高い分、ゼニヤッタの回復量はほかのヒーラーに比べ低め。一人で回復を十分に回すのは無理です。他ヒーラーが狙われているようなら真っ先に調和のオーブをつけてやり、不和のオーブと射撃で援護しましょう。

2点目、ゼニヤッタがMAXヘルス値の低いヒーローを優先する理由は、回復量が多く回復速度の速いメインヒーラーにMAXヘルス値の高いタンクの回復に専念してもらうため。

3点目、ファラを安定して回復できるのはマーシーとゼニヤッタくらいのもの。しかしマーシーがファラばかり面倒みてゼニヤッタが残る4人を回復するのは非合理的です。ただしこれはあくまでも回復面でのお話。火力アップもできるファラマーシーは攻撃面でも非常に有意なので、様子をみて切り替えましょう。

4点目は友軍ヒーラーの安全を考えてです。例えばマーシーがゲンジやトレーサーとともに敵陣深く入り込むのは危険。特に敵にキャスディ、ロードホッグ、メイがいる場合、マーシーは動きを止められて即キルされるリスクがあります。その点、遠くからつけておける調和のオーブは安全に敵陣に切り込んだ味方を回復できます。

アナでも遠距離回復は可能性ですが、動き回るゲンジやトレーサーに当てるのは難易度が高く安定性に欠けるので、アナには前線のタンク回復に専念してもらった方が無難です。

もちろん優先順位は味方の構成、特にヒーラーのピック状況にもよります。例えばもう一人のヒーラーがルシオの場合。ルシオは複数の味方を少しずつ回復するので、逆にヘルス値の多いタンクに調和のオーブをつけていないと回復速度が足りなくなります。

また、ゼニヤッタのウルト 心頭滅却は範囲内の味方全員を回復できる上に全回復手段の中でもトップの回復量と回復スピードを誇ります。全体の回復が間に合わず全滅してしまいそうなときなどには非常にありがたいウルトです。

が、心頭滅却は後述するカウンターウルトもしくは全員で攻め込むタイミングで使える貴重なウルト。ただの回復として使うのは非常に勿体無いので注意しましょう。

ゼニヤッタ自身の回復は青ゲージで

ヒーラーの使い方・立ち回りを語るうえで外せないのがヒーラー自身の回復手段。

ゼニヤッタは直接自身を回復できるアビリティは持っていませんが、バリアで構成される青ゲージ枠のヘルス150は被弾から一定時間経つと自動で回復します。

すぐ近くにあるならともかく、下手に味方から離れて回復パックを取りに行くと敵に遭遇する危険があります。機動力のないゼニヤッタは、下手に動くより味方ヒーラーに回復してもらうか、敵の攻撃が及ばぬ安全な場所で自動回復を待った方が無難です。

ウルト心頭滅却の使い方:基本はカウンターウルト

ゼニヤッタのウルト心頭滅却

虹彩とともにあれ。

ゼニヤッタのウルト心頭滅却は自身が無敵になり、円で表示される範囲内の味方を超速回復する効果。

効果範囲内の味方も実質無敵状態になるので、心頭滅却は敵攻撃ウルトに対するカウンターウルトとして使うのが定番の使い方です。

ダメージキャラであるソルジャー76、ゲンジ、リーパーなど、放っておけば全滅しかねないようなウルトからも味方を守ることが可能。危険なウルトの掛け声が聞こえたり、ザリアのグラビトンサージに捕まった場合はすぐに発動しましょう。

発動中はゼニヤッタ自身の移動速度が大幅に上がるので離れた味方のもとにも駆けつけられます。

ただし、

  • D.Vaの自爆やトレーサーのパルスボム、ウィドウメイカーのヘッドショットなど即死ダメージ
  • 十分に接近した状態でのファラのウルト バレッジ

からは味方を守ることができません。あくまでも高速回復であり即死されては回復しようがないため。

ファラのウルト バレッジは一発で即死ではありませんが、単独で心頭滅却の回復速度を上回ってダメージを与えるためキルが取れます。これらに関してはゼニヤッタがウルトを使っても無駄になる可能性大。

いずれにしてもゼニヤッタ自身はダメージを受けないため無事で済みますが、ゼニヤッタ一人無事でも無意味であることは言うまでもないでしょう。自分自身だけが生き残っても勝てはしませんので、D.Vaの自爆など明らかに無駄なタイミングでは発動しないようにしましょう。

ときには攻めの心頭滅却も

心頭滅却は敵の攻撃から身を守るためだけでなく、突撃して敵を攻めるときにも使えます。

突撃 → 乱戦で敵・味方ともに体力が減ってきたころに使えば敵は敗北を悟って一気に士気が下がることでしょう。なんせ相手は全員実質無敵状態ですから。

ほかにもなかなか敵陣に攻め込むきっかけがつかめないときに使えば突撃の合図にもなり、実質無敵状態で安全になだれ込むことができます。

敵アタッカーのウルトが溜まっていそうなときの無駄遣いは禁物ですが、いつまでも使えないでいるのも無駄。ウルトが溜まっている敵ダメージキャラでも状況に合わせて攻めの心頭滅却も検討しましょう。

心頭滅却発動中ゼニヤッタ自身はダメージを受けないといっても、当たり判定自体は存在する点に注意。

なにをされてもヘルスは減りません。しかしロードホッグのフック、オリーサのミニサージ、ルシオのサウンドウェーブなどのアビリティで崖や井戸などに落とされる可能性があります。

思い余った敵ラインハルトがチャージで心中タックルをかましてくることも多々あります。

オリーサ、ロードホッグ、ルシオほか落下キルを狙える敵がいる場合はその間合いに入らないよう気をつけましょう。

ゼニヤッタの天敵

基本的に接近してのタイマンには弱いゼニヤッタですが、特に天敵と言える敵を少し挙げておきます。

これらの相手に粘着された場合ゼニヤッタ単独では手も足も出ず一切仕事ができません。味方にも守ってもらえずキルが重なるようなら大人しくピックを変えた方がいいでしょう。

ソンブラ、トレーサー、ゲンジなどフランカー

機動力が高く動きの早いいわゆるフランカーヒーローはゼニヤッタの天敵。

弱いヒーラー狩りを至上の喜びとする卑怯者なうえ、しかも裏取りが得意。気づいたら背後から忍び寄っています。

ソンブラもトレーサーも慣れた人なら1マガジンでゼニヤッタのキルを狙えるので、気づいたらもう負けていることがほとんど。

ゲンジは瞬間火力がないため即死させられることはありませんが、即弾着による二段ジャンプによる縦の動きがあるので、単発かつ即弾着でないゼニヤッタの反撃を当てるのは非常に大変。

特にソンブラのウルト EMPを使われると回復手段である調和のオーブ&心頭滅却は封じられ味方の回復ができないうえ、ゼニヤッタのヘルス150分の青ゲージなくなって体力が50になる恐ろしい効果があります。

心頭滅却はあと出しするのが基本のウルトですが、EMPにかかってしまえばどうにもなりません。ソンブラがウルトを使いそうな素振りをみせたら要注意です。

これらの敵ヒーローの姿が見えないときは守ってもらえるよう味方から離れず、自身も瞬時に反撃できるように構えておきましょう。

救いはこれらのキャラはヘルス値が低いこと。難易度は高いですが、瞬時に反応し不和からのヘッドショットできればゼニヤッタ単独で撃退・逆襲キルも不可能ではありません。黙ってやられずワンチャン狙っていきましょう。

リーパー、キャスディなど裏取り大好き系

フランカーに近いところではありますが、リーパーやキャスディなど気づいたら背後や横っ面からひっぱだいてくる系は本当に怖い。

なにかしら緊急避難手段があるほかのヒーラーと違い、ゼニヤッタは味方に助けてもらうか瞬時に反応して不和&ヘッドショットするしか手がありません。

しかしキャスディはフラバンからの即死コンボもあるし、高台など中距離からのヘッドショットも怖い。高火力ショットガンをリーパーもこっそり接近&先制されたら誰かが助けてくれない限りまず死です。デス。

こいつらがふと姿を消したら背後に気をつけましょう。

D.Va、ウィンストンなどダイブタンク

ヘルスの少ないソンブラ、トレーサー、ゲンジなら不和&ヘッドショットでワンチャン撃退しようもあります。

が、D.Va、ウィンストン、レッキングボールなどタンクがすっ飛んできた場合、ゼニヤッタ単独での撃退はまず無理です。

D.Vaにいたってはミサイル&射撃&体当たりのブースト1コンボでゼニヤッタが溶けることも。

敵がダイブタンクをピックしている場合は、とにかく単独行動を避けましょう。

ウィドウメーカーなどスナイパー系

敵にエイムのうまいウィドウメイカーが出ていたら、ゼニヤッタはもうラインハルトやオリーサのバリアなしでは日の光を浴びられません。

ヘッドショット一発キルです。坊主頭を出すな。

ウィドウメイカーだけてなく敵アナのライフルも危険。即死はありませんが、ゼニヤッタは足が遅く障害物に隠れるのに時間がかかるためだだっ広い場所では逃げ切れないこともあります。

まとめ:使い方が難しく立ち回りも大変な分、ゼニヤッタは楽しい

敵によって立ち回りが制限され、ごまかしがきかないうえ攻撃に回復にと忙しいゼニヤッタ。

しかし、その分不和のオーブによるゲームメーカーとしても、直接キルも取れるアタッカーとしても、味方を回復し守るヒーラーとしても活躍できる楽しさはゼニヤッタならではのもの。

不和をつけた敵が次々キルされたり、敵のウルトを見事心頭滅却で無効化したときの快感はひとしおです。

ザリアに皮肉を言われるのがちょっと癪ではありますが、ぜひぜひゼニヤッタで楽しいオムニックライフをお過ごしください。

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